界面活性剤は、すべてが悪いのでしょうか。 | みずいろのブログ ~ブルークレールオーガニクス~

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(街のクリスマスツリー・イルミネーションは、


本当にきれいで、いくつ見ても、飽きませんね☆)


今日は、久しぶりにまじめに(?)コスメのこと、今回は、


界面活性剤について、書かせていただきたいと思います。



ブルークレール「リペアモイストWエッセンス」にも、


ブルークレール「ローズエステリッチローション」にも、



界面活性剤は、無添加です。



配合していません。



ブルークレールは、無添加に徹底的にこだわっていて、



ノン界面活性剤、ノンパラベン、ノンフェノキシエタノール、



ノンエタノール、ノンBG、ノンポリマー、ノン着色料・香料、



ノン鉱物油



です。



では、すべての、あらゆる界面活性剤が悪いのでしょうか?



これは、実は答えはNo。



すべて悪いわけではないのです。



お肌に好ましくないもの、避けたほうがいいものは、



石油と硫酸を化合した「合成(石油由来)界面活性剤」



です。



これは例えば、



・PCAイソステアリン酸



・PEG-30水添ヒマシ油



・イソステアリン酸PEG-4


など数多くあり(実際、数え切れないほどあります)、



これらは確かに注意したほうが良い成分です。


よく、由来を確認することが大切です。





では、良い界面活性剤とはどういうものでしょうか?



皆さまはマヨネーズを作ったことはありますか?



お酢と食用油と調味料だけでは、二層に分かれて



フレンチドレッシングになりますが、そこに卵黄



を入れて混ぜることで、時間がたってもとろりと


したマヨネーズになります。



これは卵黄に含まれるレシチンとたんぱく質



界面活性剤となって、お酢(水)と食用油を混ぜ



合わせ、乳化状態にしているのです。



この場合、「卵黄に含まれるレシチン」は、



「良い乳化剤、つまり界面活性剤」と言えます。



コスメの界面活性剤にも、天然由来のお肌に優しい



成分があります。たとえば、



・レシチン



・シア脂の主成分であるステアリン酸


・パームヤシ(ココナツ由来)の乳化剤である、



ステアリン酸グリセリル



などは、ヨーロッパの多くの伝統あるオーガニック



コスメのメーカーで、クリームなどを作る時に、



使われている成分です。


また、石けんを作る過程で水と油を合わせる、



・水酸化K



も、ごく少量であれば、合成界面活性剤に比べ、



かなりお肌に優しい乳化剤と言えます。


このように、界面活性剤とは、それ自体が悪いと



いうものではなく、界面活性剤として使用した原料



や由来が何かによって良し悪しを判断すべきもの



なのです。



ブルークレールも、もし将来クリームを作るとしたら



(皆さまから、いつも多くのリクエストを頂いています)、



天然のお肌に優しい乳化剤のみを使用し、



徹底的に無添加のクリームを作りたいと思っています。



ここまで、ご精読ありがとうございますニコニコ



皆さまにとって、素晴らしい週末になりますように。



暖かくして、しっかりうがいをしてくださいね。