名古屋の鍼灸院が教える「慢性的な腰痛・肩こりはこう治しなさい」

名古屋の鍼灸院が教える「慢性的な腰痛・肩こりはこう治しなさい」

鍼灸専門治療院として人気の名古屋市瑞穂区にあるみずほ鍼灸院が、慢性的な腰痛や肩こりの治し方などについて解説したブログ。身体の痛みや改善の見られない症状でお悩みの方は必見です。

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患者さんから夜間尿や昼間の頻尿、残尿感などの相談を受ける事が良くあります。
 
排尿回数が1日に8回以上だと頻尿の部類に入ります。

 

僕も40代半ばにさしかかり、回数の増加や勢いの無さ、残尿感などを感じるようになってきました。

 

前立腺肥大や膀胱炎などが原因のものは鍼灸治療が有効ですが、そういった原因もなく尿の回数が多いのは膀胱のセンサーが過剰に反応している場合があるようです。

 

こまめに用を足す事で膀胱に少量しか尿が溜まっていないのにセンサーが反応し結果頻尿につながります。

 

改善法としては尿意を感じてもしばらく我慢し、しっかり膀胱に尿が溜まってから用を足すことが有効です。

 

溜まっている尿が少量の場合、一定時間我慢していると尿意はおさまってきます。

 

尿意を我慢する際、肛門や膣にぐっと力をいれる事で骨盤底筋という排尿に関わる筋肉も鍛えられ、尿漏れや残尿感の予防、

軽減にもつながり、膀胱の柔軟性も増してきます。

 

僕も以前は少しでも尿意を感じたら用を足すのが習慣になっていましたが、ある程度我慢するようになってからは尿の回数や残尿感が減り、気持ちの良い排尿が出来るようになってきました。

 

慣れないうち外出先で排尿を我慢する事への不安もあると思います。

 

頻尿でお悩みの方はまず御自宅にいるときにこのトレーニングを試してみてはいかがでしょうか。

 

 

※頻尿、残尿感は原因となる病気が隠れている事もあります。急に悪化してきた場合は医療機関を受診して下さい。

 

 

 

 

先日父が倒れたと母から連絡がありました。家で一人の時トイレの前で1時間ほど意識が朦朧だったそうす。

 

脳梗塞や脳出血の可能性もあるため詳細を聞くと手足は動くし意識も今ははっきりしているとの事。

 

連日の暑さで熱中症にかかったと思い、水分補給をし安静にするよう伝えました。

 

翌日様子を聞くと39度前後の発熱と両足に力が入らず立てない状態と言われました。

 

両足に力が入らず立てないのというのは今まで父から聞いた事が無かった症状です。

 

何となく嫌な予感がした為、すぐに病院で診察を受けるよう伝えました。

 

検査の結果、熱中症ではなく連鎖球菌という細菌による感染症を起こしてました。

 

本人は熱中症か夏風邪程度にしか思ってなかったようですが、あと少し処置が遅れたら脳にまで細菌感染し危険な状態だったそうです。

 

後で聞いたら父も母も僕に言われなければ、あと1,2日は様子をみるつもりだったそうです。

 

みなさんも体調がくずれた時、たぶん~だろう、~だからしばらく様子をみようと自己判断することはあると思います。

 

そんな中でも御家族やご自身がこれは何となくいつもと違うな、何か様子がおかしいなと感じたら、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

今回の事は日々臨床で患者さんの問診を行なう上でも改めての教訓となりました。

本日、近畿 東海 関東地方に梅雨入り宣言が出されました。

 

しばらくすっきりしない天気が続きますね雨

 

東洋医学では身体と気候との関係を重要視します。

 

季節ごとに風、暑、湿、燥、乾、火という六淫の邪(りくいんのじゃ)が身体に影響を及ぼすと考えられているのです。

 

梅雨の時期はその中でも湿邪(しつじゃ)の影響が強く、膝の痛みや腰痛などの関節痛や坐骨神経痛などによるしびれが悪化しやすくなります。

何となく身体がだるい、やる気がおきない、身体のむくみといった症状も同様です。

 

六淫の邪は寝不足や過度なストレス、過労などで身体の抵抗力が落ちたときに影響を受けやすくなります。

 

このような状態を 痺証 (ひしょう)といい、犯される邪によって行痺、痛痺、着痺などに分けられます。

 

この為こういった症状に関しては健脾利湿(けんぴりしつ)や行気(こうき)と言って、湿邪の排出を促し、気血の流れを促進し身体の抵抗力を上げる治療を行います。

 

湿邪の存在は舌を見ると良く分かります。

 

舌の上に白い苔(こけ)が厚くのっていたり、舌がむくんで両脇に歯型がついている場合は要注意です!

 

毎年この時期何となく調子が悪いという方は一度チェックしてみて下さい。

 

 

 

当院には肩の痛みを訴え来院される方が大勢みえます。

 

その中でも肩関節周囲炎いわゆる四十肩、五十肩の割合は多いです。

 

その名のとおり肩関節の周りを覆う筋肉の炎症なのですが、炎症がひいた後も抗縮期といって肩が挙がらなくなる状態に移行する事が多く場合によっては半年、一年単位で治療が必要な場合があります。

 

みずほ鍼灸院では鍼灸治療とともに、スポーツ活法で学んだ技術を取り入れる事により肩関節周囲炎への治療効果が上がってきました。

 

痛みの部位だけでなく、頚椎、胸椎、腰椎、足関節などのアライメントを調整し、痛みの出る動作を詳細に把握。

 

痛みの原因となる筋肉を特定し独自の技術でアプローチする事で、より短期間での改善がみられるようになりました!

 

この手法は痛みの疾患全般に対応します

 

気をつけていただきたいのは、ある日突然肩の激痛が発症した場合です。

 

肩の内部に石灰が溜まって激しい炎症を引き起こす石灰沈着性腱板炎の可能性があります。

先日も当院の患者さんで同様の症状の方がみえました。

 

この場合は速やかに外科や整形外科などの医療機関を受診しましょう。

 

 

先日テレビでたまたまNHKを観ていたら精子の老化についての特集を行なっていました。

 

以前から不妊症の原因の3割は男性側にあるといわれており、実際の治療では精子の数の減少や奇形率が重要な因子となっています。

 

その中で番組ではさらに精子の質という点をクローズアップしていました。

 

不妊治療においては卵子の質を大変重要視します。卵子の質は年齢とともに低下していく事は知られていますが、精子も同じように年齢とともに質の低下がみられる事が最近の研究で分かってきたそうです。

 

これにより精子の数や奇形率には問題なくても質の低下が不妊症の原因となりえると述べられていました。

 

年齢以外にも、喫煙や運動不足、食生活の乱れもリスクとなり若くして精子の老化が始まる人もいるそうです。

 

晩婚化が進むにつれこの精子の老化による不妊はますます増加してくると思われます。

 

当院でも不妊治療を行う場合は旦那さまの健康状態を詳しくお伺いします。

 

これは東洋医学的診断により病院の検査では出ない問題点が見つかるためです。

 

その中でお身体のバランスが崩れているな、生活習慣が乱れているなと感じたら旦那さんにも鍼灸治療をお勧めしています。

 

東洋医学的アプローチにより身体の状態を整える事で精子の質の向上にもつながり不妊治療の効果がより期待できます。