「夏」感じぬ夏休み 8月の猛暑日ゼロ [福岡県]
雨、雨、雨。今年の福岡都市圏の夏休みは、すっきりしない天気が続いた。気象庁の福岡市の観測記録
では、8月の降水量は平年の2・5倍となった一方、日照時間は3分の1しかなかった。7月19日~8月2
9日に気温が35度を超える猛暑日は7月下旬の2日だけ。記録的な暑さだった昨年とは打って変わり、
海や山などのレジャーに向かない冷ややかな夏となった。
都市圏を含む九州北部は7月21日に梅雨明けが発表され、しばらくは最高気温が30度を超える真夏
日が続いた。同30日には南から暖かい空気が流れ込み、風が山を越えて高温で吹き下ろす「フェーン現
象」が発生し、太宰府市37・5度▽朝倉市37・1度▽福岡市37・0度▽宗像市35・1度▽糸島市35・0
度-など、各地で今年最高を記録した。
ところが、8月に入ると天候は一転。上旬は九州に接近した台風11号と12号の影響で、まとまった雨
が降る日が続いた。その後も前線に向かって湿った空気が流れ込んで、曇りや雨のぐずついた天気に。
22日には太宰府市で1時間に98・5ミリの猛烈な雨が降るなど、都市圏は記録的な大雨にも見舞われ
た。涼しい天候のため、熱中症の疑いによる搬送者は激減した。福岡市消防局によると、市内の搬送者
は164人(7月19日~8月28日)で、前年同期より244人少なかった。
福岡管区気象台によると、夏休み最後の週末もおおむね曇り。気温は平年より低めの見込み。
=2014/08/30付 西日本新聞朝刊
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青空を見たことが殆ど無かった8月でした...。毎年、制汗剤が手放せない時期でしたが今月は
一回も使ったことがありませんでした。 暑さには弱い体質だから、猛暑が無かったのは有難かった
ですが、夏ならではの太陽と青空を見られなかったのは残念だったです。空が曇っていると、夏だという
のに毎年抱いていた根拠のない期待感?も湧いてこなかったです...。やはり、環境というものは大事で
すね。
ただ、9月からは晴れマークが多く気温も穏やかになりそうなので、来週以降に期待しましょう。電気代
も節約できたので、まだまだ根拠無き期待感を持続させていこうと思います。