録画していた昨日放送の「カルテット」の9話を見ました。
今回、松たか子さん演じる真紀さんが他人の戸籍を買って早乙女真紀と名乗って生きてきたことが発覚したわけですが…
真紀さんがどうして他人の戸籍を買ったのか詳しいことは分かりませんが、自分や自分を取り巻く人だったり、環境が嫌になったのかな。
他人の名前で生き直そうとして、結婚してやっと幸せになれると思ったら、思いは一方通行、結局離婚してしまう。
生き直そうとして名前は捨てたけど、ヴァイオリンは捨てなかった。お母さんの事故も真紀さんが持ってた楽譜をばら撒いちゃって拾ってた時に起こった事だし、自分を責めたかもしれない。でも事故の賠償金でヴァイオリンはずっと続けてきて。色んな思いがあるから捨てようと思っても捨てられなかったんだろうな。
唯一捨てずに共に生きてきたヴァイオリン。それで出会った仲間。最初はそれぞれの思惑があって必然的に出会ったわけだけど。4人それぞれがどこか心に穴が開いてたと思う。それが、一緒に生活する中で徐々に埋まっていっているような。でも完璧にはその穴は埋まらない。
「ドーナツホール」それが彼らのグループ名。
セリフで「ドーナツの穴が塞がったらそれはもうドーナツじゃなくなる」って言ってたけど、心の穴は開いててもいいんだ、そのままでいいんだ、それが自分たち(ドーナツホール)だと。
「やり直しスイッチはもう押さない」それはやっと安心できる場所を見つけたということ。自分自身を受け入れられたということ。
一緒にいると楽しい。互いが互いを純粋に好きでいる。好きは裏切らない…
心に穴を持つ人達で、世間的に見れば欠陥人間なのかもしれない。だけど、いや、だから優しい。
自分を肯定してくれる、好きでいてくれる仲間っていいなって羨ましく思いました。