こんにちは。
俳優・子どもの読書アドバイザーの菅谷瑞恵です。
絵本を読むとき、あなたはどこから読み始めますか?
もしも、いきなり本文から読み始めているようなら、表紙のタイトルから順番に読み進めてみてはいかがでしょうか。
まず、最初に、ほとんどの本には表紙にタイトル書かれていますので、声に出して読み上げてみましょう。
そして、私は次に、作・絵の方の名前も声に出して読みます。
これは、大人なら本を選ぶ時に作者を参考にすることも多いと思いますが、子どもは字が読めないので、誰が書いたものなのかを伝えるためです。
本を読む度に作者も読んでいると、そのうちに、どの本とどの本が同じ作者のものかがわかるようになってきます。
さて、それから次に、表紙を開きます。
すると、絵が描かれていたり、本のイメージに合わせた色のページがあると思います。
さらにめくると、タイトルが書かれている、扉のページなども出てくると思いますので、そこでもう一度タイトルを読みましょう。
こういったページも1ページずつ飛ばさずに読み進むことで、1歩ずつお話の中にゆっくりと入って行くことができます。
そして、ようやく本文に辿り着きます。
ここまでくると、お話を聞く体勢が出来上がってきますので、より落ち着いてお話を楽しめると思います。
一見遠回りでまどろっこしいように感じるプロレスですが、実際にやってみると、まるで舞台の幕が上がるかのように、1歩ずつお話の世界に入っていくことができます。
そして、本文が終わったら、
「おしまい!」
と、パタンと本を閉じるのではなく、表紙と同様に、1ページずつめくって、最後は裏表紙で絵本を締めくくるようにしてみましょう。
本によっては、文章が終わっても、絵でお話の続きが描かれていて、裏表紙で完結するように作られているものもあります。
どうぞここまで楽しんでみてください。
他に、あとがきが書かれている本もあります。
毎回でなくてもいいので、たまにはあとがきも、声に出して読んでみるのもいいでしょう。
こういう風に、最初から最後まで絵本を読むと、作者がいかに丁寧に、細かいところまで考えて作っているのかがわかり、より深く楽しむことができると思います。
ぜひ毎日の絵本タイムに取り入れみてくださいね。
