役割
置かれた環境や、状況などで、自分の役割とは何なのだろうか。立場というものは難しく、立ち回りを気にしなければならないこともある。役割とは、組織が存在している限り必要不可欠である。しかし、その役割というものが、自分自身を縛るものにもなってしまう。人にはそれぞれ役割があるはずだ。盛り上げる人、見守る人。指揮を執る人、指示を受ける人。それぞれに立場があり、守らなければならないルールなどがある。その役割や立場には、上下関係などの区別があり、責任の重大さなどには違いがあるかもしれない。そこに、劣等感や優越感、悲愴感などさまざまな感情が生まれてしまうのは避けられない。それでも、私たちが担っている役割は必要とされるものなのだ。自分の役割を不安に思うこともある。自分はそれを果たせているのか、必要なのか。そういうとき、目標を見つければやりやすくなるのではないだろうか。目標を見つけたとき、決して比較してマイナスになってはいけない。同じ役割でも、それぞれのやり方があるのだ。役割は強要される場合もある。それでも自分は大丈夫だ、頑張ってみよう。そう思えるのは良いことである。しかし、自分自身にその役割を強要するのは考え直した方が良いかもしれない。全てにおいて自己中心的な行動ではダメだが、自分が辛くてどうしようもないときは、自分を大事にしなくてはならない。自分に対する自分の役割は、自分を守るというものではないだろうか。