買いたい家を見つけたのに、
1軒目は売主さんが売るのを止め、
2軒目は借地権でも融資不可と、
なかなか家購入も楽じゃないんだな、
と思ってきた私たち。
(永住権なし外国人だから？？)
ロケーションよりも、
物件重視の私たちは、
この頃には隣の県まで検索範囲を
広げていました
今思えば、
なんでこんな立地でもいいと思ったの？
と思うようなところにも、
家自体がいいなと思ったら
問い合わせたりしていました
そんな、頭の中が家探しで占領されていた頃、
結婚記念日がありました
次男がまだ赤ちゃんだったので、
普段はできない外食を、
久しぶりに夫と二人で
ゆっくりすることに
そんなときにも、
話題にのぼるのは家探しのこと。苦笑
レストランのオープンを待っている間も、
物件サイトで新着物件を見ていました。
すると、、、
・・・・❗️❗️❗️👀❗️❗️❗️
一つの物件が、私の目を釘付けに👀👀👀
このときの嬉しかった気持ちは、
今でも思い出すことができます。
家の外も中も、どの写真を見てもステキなお家。
築33年と古いのですが、
そんな風には見えない、
丁寧に使われてきたんだろうな、と思わせる、
中古と呼ぶには申し訳ない、
アンティーク物件でした🏠
敷地は200平米越えで、
建物も広く、
私の理想の間取りでした
大体の場所が物件サイトからわかっていたので、
食事のあと、
いてもたってもいられず、
電車に飛び乗って
現地を見に行きました🚃🏃♀️💨
なるほど、33年前のバブル期につくられた、
高台にある分譲地。
周りの家々も、素敵でした
ただ、実際行ってみて分かったのは、
駅から家まで、
めちゃくちゃ登りがキツいということでした
なのに、バスも1時間に1本か2本
水害ハザードには引っかからないのはいいけれど、
足腰が弱ったらこりゃ大変！というレベルの
急坂でした
しかし、そんなことは、
この素敵な家を諦める理由には
値しませんでした
この日は外観と周辺のみを見て、
後日、ルンルンで内見に
実際に見たら、
写真よりもさらにステキで、
本当に築33年なのか
にわかに信じられませんでした。
売主さんも上品な方で、
色々教えていただきました。^_^
他にも内見の方がいたので、
とられたくない！ここに住みたい！
という気持ちが膨らみすぎて、
内見直後に、満額で買い付けを入れました
どきどきして待つこと数日、
仲介さんからきたお返事は、
「現金で満額でいれてる方がいる、
その方は建物調査を実費でやって、
納得がいけば購入するみたい」
ということでした
私たちにできるのは、
現金の人が、
「やっぱり買うのやめます。」
というのを願うと共に、
そのときに、
「融資が降りそうです」
」と言える準備をしておくこと
この物件で、
初めてちゃんと銀行に審査をしてもらうことに
なりました
しかし、
現実は甘くない・・・
いくつかの書類をやりとりした後、
銀行からの返事は・・・
①築古なので、土地の価格までしか融資できない
(けっこう高めに売られていたので、かなりの現金が必要)
②ケンペイ率がオーバーしているので、建築当時の確認書などが必要
という、2つの条件が提示されました。
・・・・
・・・・
無理ーーーー！
ステキステキといえど、
ステキといえど、木造としてはかなり古いので、
直した方が良さそうな場所が数カ所見当たり、
そこで現金使わなくちゃいけないのに、
物件代金にそんなに出せなそう
かなり真剣に、
現金かき集めたらどうにかなるのでは⁉️
と、考えまくりましたが、
家の状態も内見しただけではわからないので、
いくら直すのにかかるか未知で、
そんなギャンブルには出られず。。
②は、売主さんも中古で購入されているので、
ないかもしれない？？
(意味ないので、聞いてもいませんが)
)当たり前ですが、
銀行にとっては
建物がどれだけステキかとか
関係なく、
構造と築年数で決めるよね。そうだよね。。。
この半年くらいの家探しで、
いや、ロンドンでの家探しもいれたら
トータル1年間くらいの家探しの中で、
一番テンションが上がった家だったので、
なかなか悲しかったです
メンテナンスもちゃんとできるくらいお金が
いっぱいあったら、
すんでみたかったな・・・
と、今になっても思い出すことがあります
笑
笑後日談として、
その現金で買うかも、と言っていた方の
調査結果がでたところ、
どうやら家が6°くらい傾いていたらしく、
直すのに、400〜500万くらいかかるかも？
と言われたみたいです
現金かき集めて無理して買わなくてよかった〜、
でも住んでみたかった〜。
色々な気持ちになって、
思い出深い、物件でした