Benvenuto da Imola, Romuleon, 

traduction en français par 

Sébastien Mamerot. 

Français 367 

 

 

 

【鈴をつけて踊る意味】

 

 

モレスカを踊るときは、

腰帯や足に鈴をつけて。

 

その音を響かせながら

踊る。とのことでしたが。

 

 

よくよく見てみれば。

 

道化師の衣装にも

鈴がついていたりして。

 

 

 

 

なぜ、鈴をつけるのか?

 

・・・なんて考えているうちに。

 

昔の。

 

いろいろなことを

思い出しました。

 

 

*******

 

 

もう。

だいぶ昔のことです。

 

ある時、

部屋の中にいたら。

 

「チリーン」

 

・・・と、

鈴の音が聞こえました。

 

 

その音は、

夫も一緒に聞いていて。

 

それは確実に

部屋の中で鳴ったのですが。

 

なぜそんな音がしたのか。

 

それが解らなくて、

ゾッとしました不安

 

 

後日。

 

そのことを、

親戚の、霊感の強い伯母に

話してみると。

 

 

「そうそう。

そうなのよ。

 

鈴の音。

 

たまに聞こえる時

あるわよ」

 

 

・・・なんて言うので、

ますますゾ~~っと

なりましたガーン

 

 

それから何年も経ち、

インターネットなども

出てきた頃。

 

こんな情報に

ぶつかりました。

 

 

ベル[鈴]をつけた霊たちについて

2972 わたしは鈴をつけた

め牛のように音をたてる霊を、

 

昨日だったと思うが、
 聞いたが、

 

今もまた聞いた。

 

かれらはその行く所で

恐怖を吹きこむのであり、


 わたしもまたかれらから

わたしのもとに恐怖が

ふきこまれてくるのを

感じたが、


 疑いもなく霊たちはさらに

甚しい恐怖を感じるのである。

 

かれらは、

その行く所で

 

霊たちの世界の領域を、

霊たちを敗走させ、


 追い散らすことにより、

悪から清め、

 

かくて一種の東風となって、
 悪を目的として交わりを共にした

いくたの社会を追い散らし、
 解体させるのである。 

 

1748年[60歳]8月28日

 

 

この、

ワケのわからない文章が

何かというと。

 

スウェーデンボルグの

『霊界日記』からの

抜粋です。

 

 

彼によると。

 

悪霊の集団が

人に悪さをしようとする時。

 

それを追い払って浄化し、

守護してくれる霊的存在が。

 

鈴の音を鳴らす。

 

・・・というようなことを

言っているらしいです。

 

 

これを読んだ時。

 

とてもホッとしました。

 

 

あの時、

部屋の中で鳴った

鈴の音は。

 

悪いものではなくむしろ、

良い霊だったんだ。

 

・・・と。

 

 

*******

 

 

それからまた、

何年も経った頃。

 

少し、

インド舞踊をかじったり

したことがありました。

 

 

インド舞踊というのは、

足首に鈴をつけて

踊ります。

 

 

その鈴のことを、

 

「グングル」

 

・・・と呼ぶのですが、

これが。

 

結構、

重量があるのです。

 

 

その音で、

神を喜ばせるために

身につけて踊る。

 

・・・と。

 

たしか、

そんな話を聞いたような

気がするのですが。

 

 

あの時私は。

 

昔の、

「鈴の音事件」のことを

思い出し。

 

なんとなく。

 

独りで納得したのを

覚えていますおやすみ

 

 

 

 

 

コリーナ・シャクティ。

 

美しいですねニコニコ

 

 

彼女は。

 

もともとは、

ベリー・ダンサーで。

 

私のベリーダンスの先生の

お友達でした。

 

 

私は。

 

このコリーナに影響されて、

インド舞踊をやってみたく

なったのです。

 

 

インド舞踊の起源は。

 

古代の神の神殿で、

 

デーヴァダーシー

 

と呼ばれる巫女たちが

踊っていた踊りです。

 

 

日本の巫女舞でも、

鈴を鳴らしますが。

 

そうやって「鈴の音」は。

 

魔除けとか。

浄化とか。

 

そういうものと

結びつけられていることが

多いです。

 

 

その起源は。

 

私は自分の体験からも

やはり。

 

「異世界の音」

 

・・・だったりしないのかなぁ?

 

・・・なんて。

 

ひそかに

思っていたりしますおやすみ

 

 

そして。

 

モレスカや、

道化師の衣装を見る限り。

 

中世ヨーロッパにも

やはり。

 

鈴の音で浄化。

 

・・・のような風習が、

あったりしたのかな?

 

・・・なんて思い、

調べてみたところ。

 

 

こんなもの↓を

見つけました。

 

 

 

 

 

*******

 

 

インドの巫女の風習も。

 

今ではかなり

落ちぶれてしまって

いるようで。

 

なんとも。

 

悲しいことです。

 

 

その巫女たちが

登場するバレエもあって。

 

それが、

 

『ラ・バヤデール』

 

 

「バヤデール」

(バヤデルカともいいます)は。

 

「寺院の踊り子」

 

・・・という

意味です。

 

 

そして。

 

私はこの、

ロイヤルの舞台が。

 

一番好きです。

 

 

 

 

 

 

神殿の巫女(ニキヤ)は、

マリインスキーからのゲストで、

アルティナイ・アスィルムラートワ。

 

ソロルは、

もとボリショイの

イレク・ムハメドフ。

 

 

ガムザッティは、

ダーシー・バッセル。

 

大僧正は、

アンソニー・ダウエル。

 

・・・という、

そうそうたるメンバー目がハート

 

 

その上、

 

熊川哲也も

ブロンズ・アイドルで

出演していますが。

 

これもまた、

すごいポーン

 

・・・です。

 

 

なので。

 

私の中のニキヤは

未だに。

 

やっぱり、

このニキヤなのですおやすみ

 

 

 

 

 

 

「モレスカ」の続き