2013年2月のオープンにあたり、
各種宣伝媒体にのせるいわゆる「社長挨拶」的な文章を
考え中。
とりあえず、思ったことを雑記。
~みぞっちふぁーむにお越しの皆様へご挨拶~
「みぞっちふぁーむ」の事業主 兼 一人従業員の溝端です。
本農園は、
大阪人の私がいろんな縁で農地ゼロの状態から仙台ではじめた
「直売」「無農薬」「オーダーメイド」の理念を掲げた農園です。
■直売■
私はJAには所属しておりません。
個人宅や飲食店などへの直接宅配、
マルシェなどのイベントへの出店だけの販売ルートで
させていただいております。
また「量り売り」を原則としています。
JAに野菜を卸す場合、流通の観点から、
大きさに厳格な規格があります。
どんなにおいしい野菜でも規格外は捨てられます。
大きすぎる野菜、小さすぎる野菜は本当に使えませんか?
むしろ大きな野菜の方がジュースなどにしやすかったり、
小さな野菜の方がまるごと煮込み料理できたり、しませんか?
そしていろんな形の野菜が買えた方が
料理ごとに使い分けることができ、逆に使い勝手がよくないですか?
オープン前に三ヶ月ほどイタリアの農家に滞在し、勉強しました。
イタリアではまだ「量り売り」文化が根強く残っており、
色や形が不揃いなバスケットてんこもりの野菜を
お客様が自由に楽しそうに選んでいます。
不揃いな個性ある野菜たちが認められる世の中であってほしい、
そんなマルシェをいつか開きたいと私は考えています。
■無農薬■
私は農薬を使った慣行農法を否定しません。
いまや農薬がなくては、今の地球人口を養えきれない状態です。
研究も進み、人体に与えるリスクは以前より随分減っています。
でも、人体リスクだけ考えていればいいのでしょうか?
薬は一般的に体の小さな生物ほど影響を受けやすいです。
食物連鎖によって、
もしかしたら、将来、生態系に影響を与えるかもしれません。
だから、
農薬を使わなくても多少減産してしまうだけで済むのであれば、
たとえ毎日、虫とりや雑草とりが大変でもがんばりたいのです。
とはいえ最近、虫を殺すことに矛盾と罪悪感を感じていますが…
■オーダーメイド■
私の農地は賃借のみで、決して広くはなく、
仙台市・柴田町・新地町(福島県)など散在しています。
また大型機械は持っていません。
そんな恵まれない事業環境下で
少量多品種で無農薬の作物を生産するには、
オーダーメイド方式がいいと思いました。
事前にお客様にどんな食感・味・品種の、どんな野菜を、
いつ、どれだけほしいかオーダーをいただいた分を中心に
生産します。
そうすることで、作りすぎを防ぐことができ、
作業効率や生産効率があがります。
売れる量しか作らないので、無農薬にしては低価格で販売しても
採算があいます。
そして何より、
食べるときのお客様の顔を具体的に想像しながら作れるので、
日々の農作業に力が入ります。
逆にこんな野菜を作ってほしいといった要望にも、
できるだけお応えしたいと考えています。
今の日本の農業は正しいのでしょうか?
もし正しいのであれば、就農者が減ることはないでしょう。
そんな農業を守ろうと、JAなどは「TPP反対」を掲げています。
果たして、それで未来の農業は守られるのでしょうか?
今の農業・既得権益を守ろうとしているだけではないでしょうか?
「横並びを大事にするしがらみと既得権益にあふれた農業」から、
「いろんな個性ある農園であふれる農業」へと変化したときこそ、
本当の意味で農業が守られたと言えるのではないか
と私は思うのです。
私の「個性」に興味を持っていただける皆様からの
お問い合わせ、オーダーを、お待ちいたしております。
2013年2月
みぞっちふぁーむ 溝端宏幸
とりあえず、初版はこんな感じですかね…