前回の続き

『依存症当事者とその家族』この記事は3/20に途中まで書いて、下書き保存していました。そして、今日、義父のことで、進展がありました。依存症って本当に厄介です。じわじわと本人や家族を破滅…

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これはアメリカでのお話です。

2023年年末、義父が、仕事中、トラック運転中に、飲酒運転による事故を起こして、当時の仕事は即解雇。

トラックの長距離運転手だったのですから、当たり前です。

私は、怒りというより、依存症のしつこさにうんざりして、呆れていました。

同時に、

誰も殺さなくて本当に良かった。

彼の命も助かった。

骨折程度の怪我で済んで良かった。

その程度の負傷にとどめられたのは、神様が守って下さったからだと思いました。

この経験が学びとなり、ここから立ち上がれますようにとも祈りました。

また、密かに、

実刑降りればいいのにとも思っていました。

こんなに何度もいろいろやらかして、

[飲酒運転で]自分の命もしくは誰かの命を奪ってしまう前に、刑務所入ってくれたほうがいいのに。

それが彼にとっては唯一のお酒を断つ手段ではないかと思っています。

もうそうまでしないことには、彼はお酒を辞めることができないと思っています。

義父が、アルコール依存症だと知ったのは、2012年。それから12年の間に、本当に数えきれないことがあり、幾度となく、義父の懺悔と新たな決意表明を見てきました。その都度、彼も本心でお酒を辞めたいと思っていると思います。それは十分伝わっていました。

でも、依存症は超粘着質のストーカー並みにしつこく、本人を苦しめます。辞められません。アルコールは、気軽に手に入るので、厄介です。本人が相当固い意志と忍耐で、毎日耐え忍ばないと無理なんじゃないでしょうか。

お酒を飲みたい、飲んでいることを悟られないように、大小の嘘や偽りを重ね、信用を失っていきます。家族は簡単に見放せないので、裏切られた時の喪失感というか、怒りというか、相手へのそういう気持ちが大きいです。自分たちにも、様々な形で負担がのしかかってきますから、そういったストレスも半端ないです。何度も繰り返されると、どんなに反省の言葉を聞いても、もうパフォーマンスにしか見えなくて、嫌悪感が湧いてきます。何も言わなければ、それはそれでムカついてしまうんですが。。。

義父は2018年にも、トラック運転手として仕事していて、勤務中に飲酒運転で、事故を起こしています。赤信号で停車中、意識が飛んで(寝てしまったみたい)、ブレーキのペダルが外れ、トラックがゆっくり発信して対向車にぶつかってしまったそうです。その時は、事故の際、スピードが出てなかったので、怪我はありませんでした。

仕事は当然解雇になりましたが、

免許証は、

トラックの免許は一年の免停

普通自動車の免許は影響なし

という判断で、刑期もありませんでした。

普通自動車の免許証が何も影響なく、日常生活で運転し続けられることに驚きでした。

その一件で、精神的ダメージだけでなく、

再就職先探しや住む家などいろいろ大変で、もうこれに懲りて、立ち直ってくれ！と切に願っていましたが、その後もお酒はやめられず、私や主人とのトラブルも多々あり、絶縁に近い状態になりました。

ですので、

以前は、すごく仲良くしょっちゅう電話でいろいろ話をしていた主人と義両親も、連絡の頻度が激減し、義両親も積極的に連絡してきませんでした。

それでも主人は、時々、メールで「最近どう？」「元気？」のような連絡をして、義両親との関係を保っています。願わくば、関係修復を望んでいます。

そして今日、また主人が義両親と主人のグループチャットと義兄、それぞれに「元気でやってる？」とメールしたら、

義両親からは音沙汰なしでしたが

義兄が、「話せる？」と返信くれて、義父のこと(義両親のこと)を教えてくれました。

依存症当事者とその家族2️⃣