今日は土曜日。

小1の息子が、1週間で唯一、学童に行かなくてはならない日。

他の日は調整済みだが、土曜日だけはどうしても預け先がないので仕方ない。

けれど土曜日は生徒の人数が少ないのと、優しい上級生がいることで、なんとか行ってくれてはいる。

今朝もどうかな?

と思ったが、先週や先々週ほどの激しい泣きや抵抗はなく、すんなりと入ってくれた。

それはなぜか?

学童の部屋は、幸いなことに、入口に入る前に、他の角度から中の様子が見えやすくなっている。

そこで母は、誰も来てない早い時間に学童へ行き、息子を最初から入口には行かせず、裏手の方から覗かせ、誰がいるかを確認させてみた。

中には良く知っている先生。先生はひとりで掃除をしている。

それを見た息子は、
「おーい!」
と自分から声がけ。

母はそれを見て少し驚いたが、すかさず、
「ほら、中は誰もいないよ。恐くないね」
と言って、入口に回った。

「おはようございます!」
と息子。

そのままなんと、「バイバーイ」と自分から入っていった。

これには内心、本当に驚いた。

中を見て安心しただけで、こんなにもすんなりと入っていけるのか・・・


つまり、息子は、わたしと離れるのが嫌というよりも、やはり恐怖心のために入って行けないのだった。

そこで母は考える。

もしかしたら、学校も、中を見て安心できれば泣かないのかも?!

来週はそれをヒントに、また出直してみることにする。

とりあえず、恐怖の学童へ行けて、母は安堵。

不安になりやすい息子にとっては、見えないものは恐怖で、見えるもので安心するのだな、と、改めて分かった1日。



息子は最近、こんなものを学童などで作ってくるようになった。

アイロンビーズというものらしい。

とっても上手にできている。母は同じようにできる自信はない。

学童、色んなことをしてくれて有難いので、息子の心が平穏になれば、また行けるようになれればいいな〜、と思う。