ふわり と微笑む雅紀の瞳が
キラキラひかってみえて
また 俺の鼓動は高鳴っていく
「ぁ おぉっ よ かったッ… 」
「くふふっ」
じゃ なくってッ…
自分の想いも
ちゃんと言葉にしたくて
テーブルの上に置かれた
雅紀の手を掴んで
伝われ… って 指を繋いだ
「お、俺もッ… !!」
「… ん」
「ッ… めちゃくちゃ好きだからっ!!」
「っ… ありがと しょぉちゃん 」
恥ずかしいそうに伏せた
睫毛を隠す前髪を
そっ と流した指も愛しくて
ゆっくり 強く 握りしめた
「たべ…る?」
「おっ?! あぁっ 食べる!!」
「くふふふっ」
「なぁッ…に 笑ってんだよっ」
やさしい笑顔も
目尻にしわを寄せながら
くしゃくしゃに笑う その顔も
俺には 眩しすぎて…
細くなる視界に
少しだけ 胸が締めつけられるんだ
だから
「雅紀… もっと 近づきたい 」