【ニュース】ロシアで野良犬による被害が増加

ロシアで野良犬による被害が増加している。

ロシアでは年に数百人の人が、野良犬に噛まれたりする被害が起きていて、うち数十人がかみ殺されたり、重い後遺症を残す被害が出ている。

それにも関わらず、こうした野良犬や、飼い犬も含めた犬に対する規制法がないため、被害者は泣き寝入りをせざるを得ない状況がある。

ノヴォチェルカスクという街では、５匹のジャーマンシェパードが７歳の男児を噛み殺した。男児のぼろぼろになった体が発見されたのは、それから数時間後のことだった。

クラスノヤルスクでは野良犬のグループが子供たちに襲いかかった。１０歳の男児が今も重体だ。医師たちは男児の視力を保つために、できうる限りの努力をしている。

ボロネジでは血統書つきの犬が、数人に噛みついた。５歳の女児が顔に１０針の怪我を負った。

ある女性は闘犬に襲われ、１年半の昏睡状態の後目を覚ましたが、両腕を失くした。しかも彼女を襲った闘犬は、すでに３人もの被害者を出していたが、飼い主も含めこの闘犬も何の処罰もされないまま、未だに放置されている。

第一チャンネルのニュースより抜粋
ロシアで野良犬による被害が増加


＜感想＞
私も愛犬家ではあるけど、その分野放しの犬の危険性はよくわかる。動物を大事にすることはいいことかもしれないけど、幼い子供たち、女性、ご老人たちが、欠片しか残らないほどに野良犬の集団にかみ殺されていく現状が正常だとは到底思えない。

記事にも書いてあったけど、人が人に危害を与えた時に裁く法は存在するのに、動物が人に危害を与えた際に裁く法がないのはおかしいと思う。

私は正直犬に噛まれるなんて、噛み傷がつくくらいだと思っていたけど、ロシアの事件を見ると、まるで狼か何かに襲われたような印象を受けた。狼の集団が街中を徘徊している・・・。そう思ったらやっぱり怖くて仕方がなくなった。
何かしらの法的措置をとって、一刻も早く問題解決の方向に進めてほしいと思った。 






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