新型ウィルスによって、生活がいろいろ変化していますね。
まだ生態が詳しくわからないので、不安になる気持ちはわかります。

私たち、病院で働くものにとってもそれは同じ。
特に小児症例は少ない。
重症例はもっとない。
重症身体障害のある児や喘息児が発症したら・・・など、気が気じゃない。

でも、それは必要か?ということも。
我が家の双子の保育園でもいろいろ対策をとってくれている。
でも、その対策で支障が生じた。
双子の話ではかなりの頻度で手洗いをし、毎回アルコール消毒をしているという。
少々アトピーっけのある娘の手が荒れだした。
徹底した手洗い指導をしてくれているので、それだけで乾燥は進み、さらに度重なるアルコールで脱脂されアトピーが悪化している。

私たちは仕事柄、手洗い回数が多く、その分、ハンドクリームでケアをしている。
荒れた皮膚は感染の元だから。

確かにアルコールは手洗いで取り除けなかったウィルスの除去には有効。
だけど、それは濡れた手にしたら効果は落ちるし、手を擦り合わせただけでは完璧ではない。

それより、いつがウィルスに暴露されているのかを考えて、必要な時にアルコールによる手指消毒をした方がいいんじゃないかしら。
アルコールも不足しているしね。

最近のハンドソープはだいたい除菌をうたっているし。

娘は常々「ウィルスに負けない体を作るんだ❗よく食べて、よく寝て、よく遊ぶ❗あとはちゃんと喘息の薬をやる❗」と言っています。
現に娘は喘息のコントロールが良くなってから、風邪は全くひかないし、息子のインフルエンザも超濃厚接触しても移らなかった女です。

知らないは恐怖。
だけど、情報を入れて正しく怖がってほしい。

東北医科薬科大のホームページに家庭向けのパンフレットが載っていました。
とてもわかりやすかったです。