今回松山で田中ちえさんの個人セッションを受けて下さったSさんから
感想を頂きました。
今日のセッションはほとんど勉強しないで伺いました。
まったく無礼なことと思いつつ、自分の体の声を聴くことができるということで参加したのです。
ほんの１ヶ月前のわたしならば、確実にお断りしているところでした。
というのも、仕事に疲れて戦線離脱したばかりだったからです。
しかし戦線離脱から１ヶ月、心も体も元気になってきたと実感していたので参加させていただきました。
わたしは個人セッションを受けさせていただいたのですが、まずこのチョイスが既に正解でした。
わたしの体はまだ「正常」ではなかったのです。
それに気づかせてくれたのは先生の手でした。
力強い、温かい手。見た目以上に大きな手でした。
その手で触れられた箇所が、ほぼ痛みを感じない。
そのことを伝えると、先生は丁寧になぜ痛みを感じないかを説明してくださいました。
といっても、とても気さくな方で、わたしの体の悩みや今の迷いについて、
軽すぎず重すぎず、わたしにちょうどいい言葉で説明してくださいました。
そして説明の最後に言いました。
「わたしが言ってるんじゃない。あなたの体が言っていることをわたしが代弁しているだけだから」
すこん、と落ちるものがありました。
本当の自分の体の欲求を初めて聞いた気がしたんです。
それからいくつかの体の場所を押され、痛いところがありました。
笑ってしまうほど痛い場所です。メモしなくても忘れないほどの痛みでした。
でも他の場所はまったく痛くなかったから、むしろ痛みが安心でした。
あまりにリラックスしすぎて勝手にわたしは自分の目標まで語ってしまいました。
先生は笑って「目標があるのはいいじゃない！ 頑張りなさい！」と手を握って言ってくれました。
強い目の力、温かい手、全てがわたしに向けられている、そのことがとても心強かった。
実は自分で目標を語りながら、自信のなさにも気づいてやや揺らぎかけていたのです。
きっとお気づきだったのだと思います。その上でその言葉をかけてくださったのだと思います。
その後、具体的にこれからやっていくこと、ライフスタイルの考え方を教えてくださいました。
ちゃんとメモを取り終えるまで待ってくれました。
全て自力でできること。自分で自分の体を取り戻す、シンプルな方法でした。
これからわたしがしていくのは、このシンプルな方法で自分を取り戻すことです。
自分を取り戻しながら目標に向かって努力していけば、全部上手くいくような気持ちになりました。
お別れのとき、その温かな手でがっちりとわたしの手を握り、目を見つめ、
「少しずつでいい、必ずできる」と言ってくださいました。
教えていただいたことは本当にシンプルでできること。
今度お会いするときは、あちこち触られて「イテテ」と言える体になっているよう、早速今日から実践していきます。
質疑応答を入れながら、皆で様々な身体へのアプローチ法を教わることができる
ワークショップはまだ若干受付可能です。
完全予約制ですので、なるべくお早めににお申し込み下さいませ。
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