漫画を語る・その34『フロイト1/2』 | 夕焼けのむこうの国

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日々の生活で感じたことや、ふと思いついたことを、気ままに綴るブログです。

 

 

川原泉さんの作品。

 

表題の「フロイト1/2」以外の短編は、けっこう初期の作品というか、あんまりまだ画が完成されていない頃のような印象を受けました。

まだ川原ワールドの形成途中というか。

 

やっぱり表題の「フロイト1/2」が一番面白かったです。

 

「梨生」という名前がかわいいですね。

それに、梨生はボ~っとしてて少々トロいかもしれないけど、素直で純粋なところがいいです。

 

対して、弓彦は、苦労したおかげですっかりスレた守銭奴になってしまいましたが、梨生のおかげで昔の自分を取り戻せたのかな~と思いました(*⌒-⌒*)

 

梨生も、パニックスでバイトをしたことが、ほんとに自分の人生を変えたというか、転機になったというか、良かったね梨生、という感じでした(笑)

 

八木沢くんが好きですね(≧∇≦*)

優しくて誠実で真面目で。

こういう人がタイプなんだな~(笑)

 

川原泉さんの作品は、一見ほんわかした雰囲気なのですが、心の奥を巧みに描くというか、深いな~と思わされます。

 

それに、作品の題材も、登山だったりアイスダンスだったり、歴史モノだったり、いろんなことに詳しいんだな~と思って感心されられます。

ものすごく調べて、取材もしているんだろうし。

 

勉強になって面白いです(*⌒-⌒*)