「ラ・ラ・ランド」 | 夕焼けのむこうの国

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「ラ・ラ・ランド」を観ました。

良かったです。

切ない、大人の映画でした。

 

この映画は、このラストだったから良かったんですよね。

これで2人が結ばれてしまったら、ただのラブストーリーになってしまうと思いました。

 

ミアをオーディションに行かせて、受かったら全てを忘れて夢を目指せと言ったセブ。

 

「全てを忘れて」というのは、「自分(セブ)のことも忘れて」、という意味だったんでしょうね。

この時ミアも、これが2人の別れになると感じてたんでしょう。

 

ラストのシーンがいいですよね。

女優として成功したミアが、夫とたまたま訪れたジャズバーが、自分の店を持つという夢を叶えたセブの店だった。

ミアに気づいたセブはかつての2人の思い出の曲を弾く…。

 

もし、2人が結ばれていたら、こんな2人の生活があったのかも…という人生が走馬灯のように流れて。

最後に、見つめ合う2人。

2人がそっとほほえみ合うのが、なんだか救いだったというか。

 

夢を追う2人が、同時に夢を叶えるのはムリなのかな、ということも感じました。

どちらかが夢を追う場合、もう1人はそれをサポートする側に回る、というのが多くのパターンですよね。

夢を叶えるためには、何かを諦めたり、犠牲にしたりしなければいけないのかもな~と思いました。

 

中には、2人で夢を追って、一緒に夢を叶えている夫婦もいるかもしれないですけど。

 

別れるのも愛のカタチ。

「ボディガード」にも共通するラストだなぁと思いました。

 

あと、「銀河鉄道999」とか(笑)。

 

昔、愛してた人とそっと再会するとか、私もやってみたい~。

いないですけど…(笑)