中学生のころ
ある日突然隣の席の子が口をきかなくなった
親友とも呼べるくらいの子が何を話しても返事はない
それはその子だけではなかった
クラスメイトいえ学年みんなが
私をシカトしはじめた
被害にあったのは私の他にもう一人
２人で保健室登校した
教室に戻れば、陰口
私の写真をみて
「気持ち悪いヾ(=^▽^=)ﾉ」
笑いながら一言
これを言ったのは幼なじみだった
なぜシカトされたのかはいまだに不明
一緒に保健室いっていた子がある日をさかいにいじめ側に入った
数週間たってシカトはなくなっても
陰口やからかいはとまらなかった
だんだん私は体に異変を感じ病院に行った
「自律神経失調症・起立性調節障害」
食欲は全くなく、水分さえ受け付けない体になった
１週間くらい点滴に通いながら学校に行っていた
遅刻や早退をまわりが黙ってみてるわけがない
これもまたからかいの原因になった
３年になり受験シーズン
絶対同じ学校には行きたくないと思い隣町の高校を志願した
親には
「看護師になりたいから」と理由をつけて…
推薦入学できなかったら地元の高校を受けることを条件に私は推薦入試を受けた
合格した
卒業式
「やっと解放される」
中学を卒業し高校入学
高校時代はまぁなんとかすりぬけて通ることができた
一時期保健室にいたときもあったけど
先生方が優しかったからどうにか卒業できた
私の心が壊れはじめた中学時代
今地元に帰ると私をシカトした同級生がかなりいる
子供が同じ年って子もいるし
私を気持ち悪いと言った幼なじみはたてまえかなんなのか結婚式に呼んでくれた
私はうつよりもPTSDの方が強いのではないかと言われている
だから今度はPTSDの本を読んでみようと思っている
苦しかった中学時代
帰れなくなった地元
今だに許せない同級生たち
この心の傷はいつか癒されるだろうか