長男君が1歳なったとき車を買った
主人は車で通勤していたので移動手段はタクシーか電車
保健センターは駅から遠くてタクシーだと3000円くらいはかかった
病気になったときや検診のときは
わざわざパパに休みを取ってもらっていた
だから車をかったのだ
そして私は髄膜炎という病気で3週間入院した
激しい頭痛に高熱
夜中に耐え切れず救急につれてってもらったのだ
即入院
10日ほど点滴につながれたまま
トイレ以外は絶対安静
頭痛も熱もおさまった私は暇だった
だから漫画本を買ってきてもらって読んでいた
そこに突然姑と義姉がお見舞いに来た
「頭が痛くて入院してるのにそんなの読んでいたらだめじゃない」
「元気そうだね。昨日パパはごはんも一人で食べれないって言っていたのに」
前日の夕食はさんまだった
しかも私の点滴は右手首につながれていたため
ずっとスプーンを使って左手で食べていた
さんまは丸焼きだからスプーンでは無理
だから仕方なくパパに食べさせてもらったのだ
「点滴してるんだから横になってなさい」
色々言われて疲れ果てた
「長男君が少し歩いたのよぉ」
そう 私は初の第1歩を見れなかったのだ
それを自慢げに言われてすごく悲しくなった
3週間たって退院しアパートに戻りもとの生活が始まった
そして長男君の異変に気がついた
掃除機を怖がるのだ
掃除をしようと掃除機をだしてかけようとしたら
長男君はめちゃくちゃ大泣きして怖がっていた
いったい何があったのだろうか
それはいまだにわからないまま
しばらくは掃除機を出すのをやめた
だんだん泣かなくなって一安心
ここで母親はいろんな想像をするだろう
パパの実家にいる間に掃除機でなにかあったのかと
もしかして掃除機で虐待?とか
パパの実家にいっていると
怒られるばかりでほめられることは決してなかった
走れば怒られ、騒げば怒られ、こぼせばおこられ
怒られっぱなしの長男君
そのころの私は言い返すことができなかった
そして 二人目妊娠発覚
姑からの電話で妊娠を話したら
「あらそうなの?じゃぁ車いらないじゃない。新しいうちに売りなさい」
は?二人になるから余計いるんですが・・・・
そのうち
「車借りようかしら。しばらくいらないんだから」
と 義姉
7年のペーパードライバー
誰が貸すもんか
そんな話があったけどあるひ
義姉の旦那さんの転勤が決まった
引っ越しになったのである
今まで実家の近くにアパートを借りて住んでいた義姉家族
2時間くらい離れたところに転勤となった
私はほっとした(中間省略)
・・・・が 1年後
義姉が子供3人を連れて実家の近くにアパートを借りて戻ってきた
旦那さんを単身にして・・・
「いい学校に入れるには○○の中学にいれないと。。」
つづく