あまり降りることがない駅のひとつがサイインプン。
すっかり忘れていましたが、この駅すっごくアートな駅で
出口付近も壁アートで溢れているお洒落空間なのでした。
MTRの通路にあるこの3Dは迫力大。
アートレーンをてくてく歩いていくと、
目的地にたどり着きました。
そこは古い雑居ビルの片隅。
ドアを開けると幼稚園くらいの子どもたちが数人と
大人が数人いました。
3歳くらいの目も髪の毛もくりくりしたかわいらしい女の子が近寄ってきて
「おもちゃある?」と聞いてきました。
彼女たちは難民なのです。
香港では法律により難民は働くことができません。
政府からは大人1人につき月3200ドルが支払われていますが、
家賃を払って、食事をして、子どもを育てて、、、
どうやったらこの家賃も物価も高い香港で生活ができるのでしょう。
今日のお届けは旧正月用のケアパッケージ。
マスク、消毒ジェル、SIMカード、パークンのクーポン、水筒など。
家では使わなくなったけどまだ十分に使える子ども用のシーツや
ついついセールで買ってしまって着ないままクローゼットで眠っていた洋服も持参。
本当は1メートル以上ある巨大うさちゃんのぬいぐみ、キッズは喜ぶだろうなあ
と思って持ってきたかったのだけど、事前に確認してみると不要だと教えてくれました。
こちらが考えているものと、実際に必要としているものは違うんですよね。
ついつい押し付けてしまうところがあり反省、確認してよかった。
このrefugee unionは難民による難民のための団体です。