皆さん初めまして、二児のパパの妻の

まろまろ~んと申します。

いつも主人のブログを読んで頂きありがとうございます。



この度、二児のパパは

苦しい闘病生活を終え

5月21日(土)の夜

空へ旅立って行きました。



ここからは、どういう状況だったかを

記載しようと思います。

記載にあたって皆様には色々な思いや

不快な思いをさせてしまう事も

あるかと思いますがご了承頂ける方のみ

この先にお進み下さい。

また、最後の状態を知るのは…

と、いう方はこのままお戻り下さい。







先月から呼吸苦が続いており、酸素量も増え

何とかSpo2が90%を保っていましたが

苦しさが取れず体に浮腫が出始めてました。

医師からすれば、これくらいなら私たちにでも

出る浮腫ですよと言われてました。

レントゲンを撮っても、前みたいに

水は溜まっておらず、今の状態では特に

何かをする事はないですねと。


上記の状態が続き、更に酸素量が増え

呼吸苦が増して少しづつ浮腫も増えていきました。

そこからまた更に酸素量が増え

常時7Lで流しSpo2が70%台〜80%台しかなく

口呼吸で、呼吸をしてました。

この状態だと、体内に必要な酸素が

入っていかず、体内に不必要な酸素が

溜まっていってしまい、話が合わない

誰と話してるか分からない感じがありました。

〔※この症状は、あくまでも主人の場合

なので必ずしも全部出るわけではありません〕


病院に連絡をすれば入院になると

分かっていたのか、我慢に我慢を重ね

自分から病院に行くから連絡してと…


病院に到着後、週末だけど出来る範囲の

検査をしてもらい結果入院となりました。


間質性肺炎特有のすりガラスの白さが増えている

呼吸状態や血圧、脈拍も安定していないですので

入院しますと言われたのですが、PCRの結果が

出ていないのでお待ちくださいと言われ待つ事

1時間…


PCR検査結果、陽性反応が出ました。

これから隔離室に入院となりますと言われ

病室までは付き添う事は出来ませんので

必要な物があれば今ここで預かりますと…


ここで少し話したのが最後とはなるとは

思いませんでした。


入院の荷物が足らない物があったので

自宅に戻りまた病院に行き

帰りに買い物して、子供達を学童に迎えに行き

子供達が出てくるのを待っているのを

病院から電話がなり

「少し前から血圧とSpo2が下がり、心拍も弱まって来てます。今すぐ来れますか?」と

ちょうど子供達も出て来たので

病院から電話あって、直ぐ来てくださいって

言われたから行くよ!!と、子供達と

一緒に病院に向かいました。


病院に到着すると、中から看護師さんが出てきて

状況を説明して頂き、防護服を着用して

感染しないとは言い切れませんが

奥様は中に入る事も可能ですが

どうされますか?

お子様は中に入る事は出来ませんが…

と言われ、入ります!と言ったら

子供達もパパとこいく!!と

看護師さんもビックリしたみたいで

ごめんね、今は会えないけどあ後で

パパに会えるから待っててもらえるかな?

ママには、パパの荷物とかあるから

取りに来てもらわなきゃいけないの〜

と、言ったら、みんなで荷物を持てば

重たくないしすぐ終わるよ!

だから行く!!と…


子供なりにもう会えない事がわかっていたのかな

と思いました。

中からもう1人の看護師さんが出てきてくれて

おばちゃんもね、君たちと同じ小学生の子が

いてるんだよ〜と、相手をしてくれて

その間に入らせてもらいました。


別室でブルーの防護服に手袋、マスクも医療用で

硬いし分厚い、頭も被り顔にはフェイスシールド

この状態で部屋まで案内されました。

着替えながら、看護師さんが

ご主人が病院に来た時

よくこんな状態で自宅に居る事が出来たのが

ビックリしたそうです。

ご主人の場合は、違いますが本来なら

即緊急処置や手術等をしないといけないくらいの

危険度だったそうです。

自宅で本当に大丈夫だったのですか?と聞かれ

自宅での状況を伝えました。

少しでも長く家族と居たかったのでしょうねと…




着替えが終わり部屋の前に到着すると

扉には、このエリアはレッドゾーンです。

入室時は必ず防護服着用!!と張り紙があり

扉の上部は透明になっており中が見えるように

なってました。


部屋の中には、防護服を着た看護師一名と

主人のみ。

ただ、ビックリした光景があり

心臓マッサージはドクターや医療関係者が

するものだと思ってましたが

主人の上に機会が設置されており

それが代わりに心臓マッサージをしていました。


(自宅に帰ってから調べた所その機械は

人間がする同じくらいの力加減でする

心臓マッサージ機だそうです。

その間にドクターや看護師がそれ以外の処置を

迅速に出来る為、導入してる医療機関が増えているそうです)


ベッドの頭上には大きなモニターがあり

順番に説明をして頂いたのですが

波形で動いているのは一つだけの

心拍の波形でした。

この波形は波打ってますが

機械が心臓マッサージをしている為に

こな表示になってますと…

連絡をくれて到着するまでの状態を

説明して頂き、心臓マッサージをして約1時間

たつそうです。これ以上すると体を傷つける

だけなのと、何一つ戻りがないのですが…

どうされますか?と言われ


「もう、止めてください」と伝えました。


最後のご主人のお身体の確認をさせて頂きます

といい確認が終わり


では、この時間をもって御臨終のお時間とさせてもらいます。


主人の人生はここで終わりました。


あとは、こちらで機械を外しお身体を綺麗にする

エンゼルケアをして感染者と言う事もあり

納体袋に入り更に菌がこれ以上出ないように

頭の上まで入る袋に入ってもらいます。

棺に入る前の最後に、ご家族様のお別れの時には

お顔だけ見える袋ですのでご安心下さい。

だだ、菌を保有しているので

その袋に触ったり開けたり

しないでくださいねと…


この後、子供達の所に戻り、看護師さんにも

子供達の相手をしてくれたお礼を言い

暫くすると主人のお兄さんが来てくれました。

看護師さんにお兄さんが来た事を伝え

同じく防護服を着てお別れをしてくれました。


戻ってきてからコロナ感染者の火葬をしてくれる

葬儀会社を2人で調べ、日曜日の9時に

ご遺体の引き取りに来ることになり

葬儀に参加出来ないご親戚の方々が

朝一に病院に来てお別れをしてくれる事に

なりました。

子供達は、そこでパパと会い

「ねぇママ〜、パパ笑ってるよ〜

しかも口開けてるよ〜、

いつもと一緒だね〜」と…

笑いながら言ってたと思ったら泣き出しました

死んだらみんな笑うの?と泣きながら聞くので

死後硬直になる前に顔を作ってるからだなんて

言えないから、子供達に会えて嬉しいから

笑ってるんだよと言うと、

パパ死んでるのに会えたって分かるなんて

凄いね!と涙を流しながら言うので

なんとも言えない気持ちになりました


その後、葬儀会社の方が引き取りに来てくれて

棺の説明をしてくれました。

故人様が棺に入られたら棺の蓋を開ける事は

出来ません。菌が出ないようにするので

お花や思い出の品を入れる事は不可能ですのが

火葬の時に、棺の上にお花を少し置いて頂く事

ができますと…


その後も親族の方と少しお話をし

一度準備の為に解散しました。




現在は、葬儀等も終わり今は手続きや

書類集めに走り回っています。

これが終われば書類上だけだけど

本当に主人がいなくなると思うと

このまま手続きしたくないなぁと思います。

まぁ、そういう訳にはいかないので

頑張ります!




そして、主人の新たな家の準備をしないとね!




長々とお読み頂きありがとうございました。

ここ数ヶ月の間にもメッセージを頂いたり

していたのですが、ケータイを持って打つ事が

辛くてお返事が出来ていませんでした。

申し訳ございませんでした。



皆様もお身体をご自愛くださいませ。