これは初めのカウンセリングではわからなかったことですが、
私自身親にまったく共感されずに育ちました。
私に親が求めていたこと、それは
親の自分たちに恥をかかせないこと!
親の自分たちが誇れる子供であること!
この2点に尽きました。
つまり、子供の気持ちや感情、考えなどはどうでもよく、
親である自分たちが世間から高く評価されること。
それだけが目的だったのです。
これは子供にはとてもつらいですよね。
なぜなら何があっても親は自分の味方にはなってくれず、
いつも周りの人と比べられ、
できることではなくできないことばかりあげつらわれ、
99点取ってもなぜ100点ではないのか責められ、
結局何をしても満足しない親を満足させるための努力を強いられるのです。
あるがままの自分でいい、そのままのあなたでいい、
などとは完全に無縁です。
こうして育てられた私は同じ思考を持つ親へとなりました。
そして息子をお受験へと導いていったのです。
親の私の世間からの評価を上げるために。。
