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このブログは、自身の備忘録として
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ゆるく読んでいただけると幸いです。(^o^)


🔘2019年5月8日(水)【2】
術後1日目
(皮下乳腺全摘&一次一期再建)
術前HP療法7クール24日目の朝
身長 162㎝、体重 ―㎏、BMI ―
体温 36.5度

注意吐き気:なし
注意便通:2回(普段と同じ)
注意口内炎:なし
注意味覚異常:なし
注意皮膚・爪症状両手の爪の3分の1黒い
注意手足のしびれ:なし
注意倦怠感(ダルさ):なし
注意夜中のトイレ:なし


9時になった。
看護師さん、看護学生さん、ダンナの4人で
歩いて手術室へと向かう。
前室の入口に着くと、
ダンナと笑顔で手を振って別れた。

「頑張ってなー。」

「うん、頑張ってくるよー。」

不思議と緊張や不安はなく、
リラックスしているのが自分でもわかる。
CVポートの埋込手術で
オペ室の入室が2回目だからかも知れない。
右奥の7番の部屋か~★
ラッキーセブンやん!(笑)

オペ室に入ると、主治医のA先生、
乳腺外科のK先生、消化器外科のE先生が
スタンバイして待ってくれていた。

「お名前と、本日の手術する場所と手術名を
 教えてください。」

「miyucchiです。左胸です。
 皮下乳腺全摘と再建の手術です。
 よろしくお願いします!」

オペ台に座って、ケア帽子とマスクを取り、
ブルーの不織布ヘアキャップを被る。
術着のマジックテープをバリバリはがし、
背中の状態を確認される。
問題なしとのことやけど、
一体、何の確認やったんやろ~?

柔らかいムニュムニュした素材の
ドーナツ型枕に頭を沈め、
幅の狭いオペ台に横たわる。
なんか温か~い!

全身にタオルケットのようなものをかけられ
術着は完全に取られてパンツ1枚のみ。
酸素マスクが取り付けられ、
「麻酔入りますねー。」のかけ声とともに
腕の点滴ルートから麻酔薬が入ってくる。

「たまに点滴針のところが
 痛くなることもありますが、
 麻酔薬のせいなので心配ないですよー。」

あ、なんかホワホワしてきた~★
と思った瞬間、
寝落ちのような気絶のような。


「miyucchiさん、終わりましたよ。」

形成外科のF先生に声をかけられ、
ハッとして起きた。
感覚的には、うたた寝をしていて
ふと起こされた感じ。
早ッ!!え?!もう終わったの?!


気づいたら、オペ室まで運ばれてきた
自分の病室にあったベッドに寝ていて、
ナースステーション内にある
『観察室』という名の個室に入っていた。
荷物もワゴンに乗せて、
床頭台と一緒にお引っ越ししたようだ。
手術で外したケア帽子とパンツも
ちゃんと返却されていた。
(パンツは紙袋に入って返却)
ふ~ん。ICUに入る訳じゃないんやねー★
絶対安静ってことではないんや~。

手術自体は予定どおりに終わったようで、
観察室の壁掛け時計を見ると16時。
側にいたダンナに聞くと
15時45分にオペ室を出たらしい。

また、A先生からダンナへの説明では、
目視で確認できる限り
悪いところは全部取り切れたようで、
気になっていた乳頭乳輪は残せたらしく
インプラントが入ったそうだ。
希望どおりの一次一期再建!!
神様、本当にありがとうございました!!

ひとまず、点滴、ドレーン3本、尿管、
酸素マスク、指と胸に心電図モニター、
両足にフットポンプが付いて、
何やら見た目が重病人ぽいけど痛みは無し。
まだ、麻酔が効いてるんかな?



17時、主治医のA先生が部屋に来られ、
改めて説明を受ける。
摘出した腫瘍のプリントアウトもいただく。

・目視で確認できる範囲で
 すべて腫瘍を取り切ったこと。
・病理検査に3週間かかること。
腋窩リンパ節はレベル2で郭清し、
 見た感じ、転移はなさそうだったこと。
 (抗がん剤で消えたのかも?)
・乳頭乳輪は、術中に断端を迅速診断し、
 がん細胞を認めず温存したこと。
・エキスパンダーではなく、
 インプラントが入ったこと。
・放射線治療は病理検査後に検討すること。

(引用 日本乳癌学会 患者さんのための乳癌診療
 ガイドラインより)


全身麻酔から完全に覚醒し、
特に傷口の痛みもなく、
今のところの経過は順調なようだ。
体を動かすと左腕と左肩、左胸が痛むけど、
全然、許容範囲!

18時20分、形成外科のF先生が来られる。
ちょうどいいバランスのインプラントを
左胸に入れてくれたようだ。
「乳頭が残せて良かったですね。」
と言ってくれて、ワタシも嬉しかった。
辛いこともあったけど、
こんなに希望どおりの手術が受けられて
ホンマに幸せなことやなぁ。

19時、面会終了時間となって
ダンナが帰る。
帰り際、「お疲れ様。」と言って
ワタシの手を握り、頭を撫でられた。
これからが、ワタシの踏ん張りどころやね!
早く回復できるように、
無理はせんと程々に頑張るわー!!

ダンナと入れ替わりでA先生が来られ、
傷口の様子を見てから
酸素マスクとフットポンプを外してくれた。
絶対安静ではないので
寝返りをうってもいいし、
足も動かすように言われる。
飲水の許可も出た。
A先生、神やぁ~~~!!(笑)

19時30分、消化器外科のE先生が来られ、
合わせて看護師さんがバイタルチェック。
 体温 37.4度
 最高血圧119mmHg、最低血圧67mmHg
 酸素飽和度 97%

20時10分、バイタルチェック。
 体温 36.8度
 最高血圧120mmHg、最低血圧74mmHg
 酸素飽和度 97%

20時30分、バイタルチェック。
 体温 36.9度
 最高血圧126mmHg、最低血圧83mmHg
 酸素飽和度 97%

22時10分、消灯。
ダンナがいるときに、愛媛の母、埼玉の姉、
ダンナの母と電話ができた。
無事に手術が終わったことを
自分の声で伝えられて良かった。
ダンナ、ありがとう。


申し訳ありませんが、
お返事ができないと思われますので
コメント欄は閉じさせていただきます。