昨夜、昨日行ってきた都立武蔵国分寺公園で貰って来たパンフの

都立施設が全部載っているのを何気なく見ていたらお洒落な建物が

あるのを見つけたので早速行ってみることにしました。

 

三鷹駅に近くにある三鷹市山本有三記念館

山本有三というと「路傍の石」が有名です。

玄関前には路傍の石がありました。

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門構えが立派です。

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顕彰碑

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北側外観

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庭にある沢山の花も手入れが行き届いていて綺麗です。

 

南側外観

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有三記念公園

竹林、池の日本庭園です。

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池にはもちろん鯉が泳いでいました。

 

東屋

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この他にも芝生が広がっていて園内を散歩出来ます。

 

記念館の中に入るとすぐに階段が見えます。

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天井にあるはりもステントグラスもモダンな作りで素敵です。

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よくドラマに出てくる豪邸の階段といった感じです。

 

旧洋室書斎

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小窓もあって眺めも良さそうです。

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和室書斎

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眼鏡がトレードマークという印象だったので

これが見れるのは嬉しいですね。

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旧応接間

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真ん中には暖炉です。

 

ここにもステントグラス

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立派な応接間で後ろにはボードがあります。

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旧食堂

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現在では1部屋になっていますが、

もともとは間仕切りで2部屋にわかれおり、

東側は食堂、西側は応接間として使われていました。

 

床の寄木模様の違いに痕跡を見ることが出来ます。

暖炉にはアメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが

帝国ホテル(東京日比谷1923年)に用いたことで脚光を浴びた、

スクラッチタイルが使われています。

 

旧長女の部屋からテラスへの眺め

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イングルヌック

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大正末期に建てられた本格的な洋風建築で、石を自然に積み上げたような煙突や、

個性的にデザインされた3つの暖炉が見所です。

当時の流行を取り入れると共に様々な建築様式が融合されており、

希少な建築物として1994(平成6)年に三鷹市の文化財に指定されました。(記事抜粋)

 

三鷹での山本有三は代表作「路傍の石」や戯曲「米百俵」の執筆をはじめ、

「ミカタ少国民文庫」の開設や、国語問題への取り組みなど重要で多彩な

活動をしていたそうです。

本の執筆が主だと思っていましたが、

戦後には参議院議員として活躍したりして様々な方面で活躍されたのを知りました。

代表作である「路傍の石」は学生の時に読んだ覚えはありますが、

すっかり忘れてしまったのでこれをきっかけに「女の一生」も含めて読んで

見たいなと思いました。

 

明治、大正、昭和の初め頃の建築物は今の建築物とは違って、

色々な工夫があちこちに散りばめられていてモダンなので、

いくら見ていても飽きないです。

一つ一つのモノに手をかけられているので輝きが違う感じがします。

古き良き時代のものはいつまでも保存をしてもらい後世まで残して欲しいです。

それにしても圧巻の豪邸でした。

 

記念館に入るには入場料がいるけれど、

公園は無料なのでまた季節を変えて四季折々の花と緑を

楽しむのも良いなと思いました。

探してみると意外な場所に文豪のゆかりの地があるので、

また何処かに出かけてみたいです。

 

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