昨日までの蒸し暑さが嘘のように涼しく、

最高気温が25℃で湿度がそれなりにあっても

肌にまとわりつくような気候でなかったので身体が楽でした。

猛暑でなかなか外出する気にならなかったですが、

こう涼しくなると何処かに行きたくなる気分だったので・・・

 

現在放映中の連続テレビドラマ小説「らんまん」のモデルになっている

牧野富太郎の庭園がある練馬区立牧野記念庭園に行ってきました。

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牧野記念庭園は、牧野富太郎が1926年(大正15年)から生涯を終えるまでの

30余年を過ごした住居と庭の跡地です。

300種類以上の草木類を季節ごとに鑑賞できます。

 

入口から入ると庭園を通りながら記念館へと行きます。

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見頃になってきた彼岸花があちこちに咲いていました。

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白花彼岸花も咲いていました。

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記念館では愛用した道具や著作などが展示されています。

ドイツ製の顕微鏡

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胴乱(植物を入れる)

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標本の時に用いられる道具

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ヘンケルスの剪定バサミや種子島鋏などが使われたようです。

 

この他にも植物標本となる植物図があったり、

使用されていた印鑑や色紙などが多数展示されていました。

スケッチやイラストではないので、かなり細かい図となっているので

その図を見るだけでも凄さを感じました。

 

書屋展示室では富太郎が使っていた書斎と書庫の一部が保存されています。

昭和27~28年頃の様子が再現されています。

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「学者はケチではいけない」

「本を家とせず。友とすべし」

というだけあって学者であってもたくさん本を読むことが必要ということで

沢山の書籍を買い漁っていたそうです。

 

確かにテレビでもよく観る専門家や教授などの部屋は書籍で

埋め尽くされているというのが納得します。

それにしてもこれだけでも凄い量です。

これがその後の植物の発見に繋がっているかと思うと貴重ですね。

 

ちなみに牧野家で代々飼われていた猫はチーコと呼ばれていたそうです。

 

ねりまの名木

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センダイヤはねりまの名木とされています。

 

富太郎の銅像

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銅像の周りには先に他界した寿衛子夫人を偲んで名づけた「スエコザサ」が

植えられています。

 

園内の講習室では連ドラ「らんまん」の展示物や植物のビデオが観れます。

その他にも「らんまん」の主演の神木隆之介さん、浜辺美波さんのパネルが設置されています。

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これだけの施設なのに全て無料で見学できるなんて本当に有難く嬉しい限りです。

ドラマは初めの方を少し観て、たまに気まぐれで観るくらいですが、

ドラマを観なくてもこれだけの展示物と植物で牧野富太郎のことが

分かったので良かったです。

今までのこの庭園は古くからあったみたいですが、

朝ドラの影響で週末には賑わっているみたいです。

今の季節はあまりお花が咲いていなかったので、

春になると桜で綺麗になったり、初夏には紫陽花も咲くみたいなので、

季節ごとの花を楽しむために足を運ぶのも良いなと思いました。

思わぬ所に自然に癒される場所が見つけられて良かったので

また季節を変えて足を運んでみたいと思いました。

 

 

秋の風物詩といえば?

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