2026年4月29日読了
前作の「謎の香りはパン屋さんから」を読んで楽しみながら読めたので、
引き続き続編のこの作品を手に取りました。
この作品も前作と同様にパンの香りを十分に漂わせることができて、
テンポよくストーリー展開していったので一気に読んで楽しめました。
今回は前作のような謎を解いていくの場面は少なかったですが、
これとは違った謎を解く展開でも十分に楽しめました。
メロンパン、デニッシュ、カツサンド、フレンチトースト、塩パン
と日頃から馴染のあるパンを題材にしながら、それにまつわる人と
人間模様と物語が繰り広げられていて親近感のある物語でした。
特にエピローグでは今まで小春の心のわだかまりであった母親との
関係が綺麗に解決されていたのがとても良かったです。
そして章の終わりには登場したパンの由来などが
描かれているので豆知識としてなるのも良かったです。
文中にあった
「かけがえのない日々の中に、新しい物語の原石があるはずだ。」
というのが印象的でした。
前作もこの作品を読んでいるとパンが食べたくなる気分でしたが、
今回はそれと同時に塩パンが無性に食べたい気分になりました。
誰も傷つくことなく、幸せなでほかほか気分で読むことの出来る
作品だと思うので日常に癒しにお勧めな一冊だと思います。
小春のその後の活躍も気になる所なので、
この続編もまた読んでみたい気持ちになりました。
本のしおりにメロンパンのしおりが付属されていたので、
お気に入りになりそうです。






