昨日の夕方、散髪し温泉に入った帰り道にラーメン屋さんに寄った。
なかなか雰囲気のいいお店。カウンターに座り、みそラーメンを注文。
店長は20代後半くらいな感じの青年。 アルバイトの女の子も愛想よく可愛い感じの子。
ラーメンの方はちょっとニンニクの効いたスープに中麺。なかなかの味。
チャーシューも柔らかく美味しい。
「これはいい。」と思って半分くらい食べた所でハプニング
ちょっと位置を変えようとどんぶりを動かしたところ、手がすべりラーメンがダイビング!!
カウンターにぶちまけてしまった
一瞬「何が起きたのか?」と疑いたくなる程の惨事アルバイトの子と店長にすいません、ごめんなさいの言葉を連発するしかなかった。
アルバイトの子が「大丈夫です」と言いながら、ぶちまけた麺・スープをきれいに掃除してくれた。
すかさず店長。「やけどしませんでした? どんぶりの下にちょっと汚れが残ったりするとテーブルとかにくっついてしまったりするんですよ」と、こぼしてしまったのはお店側にも落ち度があるようなコメント。
なんと思いやりのあるフォローなのか・・・。
「あなたが悪い訳ではではありませんよ」的な雰囲気を作ってくれた。
心が熱くなると同時にやはり申し訳なくなり、またこぼしてすぐ席を立つのも悪い感じがして少しの間、お冷を飲みながら帰るタイミングを伺っていると、私の前に頼んでもいないラーメンが・・・。
店長。「先ほどの半分で申し訳ないですけどよかった食べて下さい。もしお腹いっぱいなら残しても大丈夫ですから」とみそラーメンが。
涙。
例え相手に落ち度があろうと相手を責めない。
いつの時代も「今どきの若者は・・・」と言われるが、素晴らしい若者が育っている。
まだまだ日本も捨てたもんじゃない。
「そんな大した話じゃない」「そんなの事は店では当たり前」と思う人もいるかもしれないが私は店長の行為に感動し、感謝し、学ばせて頂いた。
年齢は関係ない。素晴らしいものは素晴らしい。
素敵な出会いだった。
いい1日だった!!と思わせてくれた素晴らしき店長だった。
本当の学びとは教科書に載ってないものである。
ありがとう。
またラーメン食べに行きます。
あと、こぼさない練習をして。
腕にトリガーポイントでもあるのかな??