みなさん、こんにちは
まだまだ暑い日が続きます
今日はセルフケアの重要性について書きたいと思います
当院で行っておりますトリガーポイントエクササイズ「メディカル・ヨガ教室」では
筋肉トラブル(トリガーポイント)をセルフケアによって緩和したり、リンパの流れや内臓機能・骨盤の調整などさまざま症状にあわせたエクササイズを行っております。
「ヨガ」と名はついておりますが、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の視点からのエクササイズになっており、激しい動作や無理な姿勢などは一切行いません。
誰でも簡単に、安心して、心身ともにリラックスできる内容となっております
肉体的な効果はもちろんですが、本当のねらいは「こころのトラブル」予防です。
長い時間痛みで悩み苦しんでおられる方は、痛みが改善しても不安・恐怖・怒りなど「負の感情」が無意識レベルでこころを支配してしまいます。
怖いんです。不安なんです またあの痛みを繰返したくないんです
そういった気持ちになるのは人として当然の感情だと思います。
しかしながら痛みにはこういった「負の感情」が大きく関与し、慢性化してしまうのです。
痛みとは「血行不良」⇒「細胞の酸欠状態」が原因です(炎症は除く)
しかし同じ血行不良でも筋肉トラブルが原因もあれば「自律神経」が原因の場合もあります。
この「自律神経」からの血行不良の場合、「感情」が多大に関与しているのです。
こういった場合、筋肉にアプローチしてもなかなか改善しない場合があります。
そういった「不安や心配・恐怖・怒り」が「自己否定⇒周囲への不信感」とつながります。
痛みが自己否定を生み、自信喪失へ
こういった感情を少しでも緩和していく方法として「セルフケア」が非常に有効です
自分自身で痛みを緩和する事で痛みへの恐怖心が減ってきます
また重要なのは「治すのは治療家ではなく、本人の自身の力」だという事です。
辛い時は依存していいと思います。 しかし本当に良い関係とは「助け合える・支えあえる関係」の事です
私もたくさん患者さんに支えられ助けてもらっています
セルフケアとは自分への自信を取り戻すこと
私もこれから多くの患者さんと「助け合える関係」を築いていきたいと思います