ご訪問ありがとうございます。
ピンクリボン月間にちなんだ記事で
ここまでのところ、
▼乳癌の治療の歴史から、現在の乳癌治療は
手術、放射線、抗がん剤などの薬物療法
の集学的治療になっていること、や、
▼サブタイプ別の治療になっていること
※さらに新しい因子に応じた治療が開発
されてきてはいますが、途上
▼予後の悪いHER2陽性やホルモン陰性
トリネガは、
~私は、HER2強陽性、ホルモン非反応
のHER2タイプ
術前化学療法、術前の抗がん剤治療
(HER2陽性の場合は抗HER2薬を併用)
が、より標準治療になってきたこと
などを書きました。
HER2タイプ、トリネガの場合は、
ほとんどの場合、
初期治療でも抗がん剤治療が推奨されます
から、ステージ3まででも、
抗がん剤治療経験者は多いかと思います。
ステージ4は、より長期間抗がん剤治療を
継続することになると思いますので、
抗がん剤の副作用対策も非常に重要、
その1つの手段として、
「早期からの緩和ケア」がある
ということをご紹介しました。
時々リブログさせていただいている
広島大学病院乳腺外科ブログで
笹田先生が、タイムリーに、
抗がん剤の副作用って、どういうもの?
という基礎知識を
わかりやくす書いて下さった記事を
発信して下さったので、
リブログさせていただきます。
「
「抗がん剤は、
増えている細胞に効いている」
(中略)
抗がん剤は ・・・
つまり、細胞分裂を止めることになります。
人の体で、
よく増えている細胞は何でしょうか?
」(転記させていただきました)
殺細胞性抗がん剤(昔ながらの抗がん剤)は
特に、増殖の激しい細胞を狙って
無差別攻撃をするから、
どうしても正常細胞もやられてしまう、
程度の差こそあれ、
副作用は避けがたい…
「
これらに影響すると、それぞれ
①皮膚や爪の障害、脱毛
②吐き気、嘔吐、下痢、便秘、口内炎
③白血球減少、好中球減少、貧血
(赤血球減少)、血小板減少
④卵巣機能低下
(月経停止、閉経、不妊など)
」(転記させていただきました)
私も、
①FEC、ドセで脱毛はしたし
ドセで爪は変色したし
②FECの吐き気、嘔吐は、想像したよりは
楽でしたが、強力な制吐剤(ステロイド)が
切れた後の2~3日は、仕事に行くのが
そこそこ厳しかったし
味覚障害もそれなりにあって
③FECでゴンゴン白血球値は落ち、
でも、私は白血球を増やす薬を使わずに、
スケジュール通りに
標準量の抗がん剤治療が出来ましたから
軽い方だったのだと思います
(ドセでは減らなかった、ないし、毎回
減っても戻っていた)
④化学閉経もしました。
病院によるのかもしれないですが、
私が治療した病院は
化学療法センターで
手厚く副作用対策をして下さる病院
だったので、
働きながら、仕事をそれほど休まず
抗がん剤治療が出来ました。
乳癌は、初期治療の抗がん剤治療の
標準化も進んでいるので、
乳腺外科で、しっかり副作用を診て
下さる病院も多いかと思います。
アズノールや解熱剤や嘔吐止めの薬や
軽めの胃薬は抗がん剤投薬時に、
あらかじめ処方され渡されました。
※それらも標準化されていました。
※必要な薬は、都度、主治医が追加で
処方してくれたし…。
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