ピンクリボン月間14 ”抗がん剤の副作用~抗がん剤はがんに効く!?~” 広島大学病院乳腺外科 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

ピンクリボン月間にちなんだ記事で
ここまでのところ、

▼乳癌の治療の歴史から、現在の乳癌治療は
  手術、放射線、抗がん剤などの薬物療法
  の集学的治療になっていること、や、

▼サブタイプ別の治療になっていること

※さらに新しい因子に応じた治療が開発
  されてきてはいますが、途上

▼予後の悪いHER2陽性やホルモン陰性
   トリネガは、
    ~私は、HER2強陽性、ホルモン非反応
        のHER2タイプ
   術前化学療法、術前の抗がん剤治療
    (HER2陽性の場合は抗HER2薬を併用)
   が、より標準治療になってきたこと

などを書きました。

HER2タイプ、トリネガの場合は、
ほとんどの場合、
初期治療でも抗がん剤治療が推奨されます
から、ステージ3まででも、
抗がん剤治療経験者は多いかと思います。

ステージ4は、より長期間抗がん剤治療を
継続することになると思いますので、

抗がん剤の副作用対策も非常に重要、
その1つの手段として、
「早期からの緩和ケア」がある
ということをご紹介しました。


時々リブログさせていただいている
広島大学病院乳腺外科ブログで
笹田先生が、タイムリーに、

抗がん剤の副作用って、どういうもの?
という基礎知識を
わかりやくす書いて下さった記事を
発信して下さったので、

リブログさせていただきます。


「抗がん剤は、

  増えている細胞に効いている」


(中略)

抗がん剤は  ・・・

つまり、細胞分裂を止めることになります。

 

人の体で、

よく増えている細胞は何でしょうか?

(転記させていただきました)


殺細胞性抗がん剤(昔ながらの抗がん剤)は

特に、増殖の激しい細胞を狙って

無差別攻撃をするから、

どうしても正常細胞もやられてしまう、


程度の差こそあれ、

副作用は避けがたい…


これらに影響すると、それぞれ

①皮膚や爪の障害、脱毛

②吐き気、嘔吐、下痢、便秘、口内炎

③白血球減少、好中球減少、貧血

  (赤血球減少)、血小板減少

④卵巣機能低下

  (月経停止、閉経、不妊など)

 (転記させていただきました)


私も、

①FEC、ドセで脱毛はしたし
   ドセで爪は変色したし

②FECの吐き気、嘔吐は、想像したよりは
   楽でしたが、強力な制吐剤(ステロイド)が
   切れた後の2~3日は、仕事に行くのが
   そこそこ厳しかったし

   味覚障害もそれなりにあって

③FECでゴンゴン白血球値は落ち、
   でも、私は白血球を増やす薬を使わずに、
   スケジュール通りに
   標準量の抗がん剤治療が出来ましたから
   軽い方だったのだと思います
   (ドセでは減らなかった、ないし、毎回
     減っても戻っていた)

④化学閉経もしました。


病院によるのかもしれないですが、
私が治療した病院は
化学療法センターで
手厚く副作用対策をして下さる病院
だったので、
働きながら、仕事をそれほど休まず
抗がん剤治療が出来ました。

乳癌は、初期治療の抗がん剤治療の
標準化も進んでいるので、
乳腺外科で、しっかり副作用を診て
下さる病院も多いかと思います。

アズノールや解熱剤や嘔吐止めの薬や
軽めの胃薬は抗がん剤投薬時に、
あらかじめ処方され渡されました。

※それらも標準化されていました。
※必要な薬は、都度、主治医が追加で
   処方してくれたし…。


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