”担当医とウマが合わない・しっくり来ない どうすれば?” 大津秀一緩和医 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

私のことではありません、
というのを、誤解のないよう、
先に書いておきます。

私は過去にブログにも書いたように、
初期治療の間に、医療不信、病院不信、
医師不信に陥りかける出来事がありましたが
自力で解消した経験があり、

それゆえ、医療、病院、医師への信頼が
とても大切だと、最重要なこととして、
ブログ記事を発信してきました。

  ※自力というと若干語弊があるかな、

    セカンドオピニオンに行ったり、
    そのセカンドオピニオンの先生方や、
    通っている病院の、放射線科医も、
    病理医も、化学療法センター長も、
    真摯に説明、いただけた医師たちばかり
    であったし、
    皆さん本音もかなり話してくれたと思うし

    医療の不確実性、医療の限界を
    理解して、問題を切り分けることや、
    医師の本音、医師と患者の関係について
    納得性をもって理解させてくれる
    一冊の本 (タイムリーには本が出る前の記事で
       読みました…  )
    に巡り会えたり、
    
    主治医と決裂しそうになって転院しようか
    と思った時は
      (主治医のことじゃなくて、研修医のこと
       だけど…。私はその研修医を生涯、医師と認める
         ことはないでしょうし、主治医とその件で決裂
         というのか感情的な言い合いをしてから、
         主治医がそれまで何度か繰り返していた
       「国家資格を持ってるんだから」
       「一生懸命やってるんだから」という言葉を
          主治医から聞かなくなったし、その研修医も
          異動で、もう関わる必要もなかろう、
         ということで、心の折り合いをつけただけ
         ですが…。)
    化学療法センターの看護師さんが
    話を聞いてくれたり、
    に支えられはしました。

自分自身というより、
私がブログを通じて感じたこと、
だから、伝えたかったことを、

医師の立場で説明されている、
大津先生が押川先生のスライドを使って
早期からの緩和をご説明されている
七夜シリーズのうちの1つ

治療主治医不満対策科

をご紹介リブログさせていただきます。




まず、現在の医学には限界があります。

それは予測や結果の不確定性です。
極論すれば、
やってみないとわからない場合も
頻繁にあります。

また、ひとつの事象が
さまざまな背景から生じていることもあり、
一元的に原因を特定できない場合も
ありますし、
診る人によってもそれぞれの視点や
専門性から診断が変わることも
よくあることです。

これらの事象を事前に知っておられる
一般の方は少ないと思います。
ただその認識がないと、
基本的には不信を抱きやすいものでは
ありましょう。
そのような
受ける側の医療に対する理解も、
担当医への思いは影響するとは存じます。

(引用させていただきました)

まさに、まさに、仰る通りだと思います。

私が、まず最初に、主治医の説明だけでは
納得がいかなかったのは、
医学、医療の限界でした。
  (私の場合、蓋を開けてみると、
   それだけではない別の問題も混在しており、
    医療の限界が分かった後も問題は残りましたが、
    最初は切り分けもままならなかった)

医師は当たり前のように分かっている
ものとして話すけれど、
患者は初めてのことで、
おまけに、命のかかった癌で、
納得し難い結果や、それ以上の治療がない話
をされると、
やはり、不信というか、私の場合は
もっと症例の多い、癌専門病院の先生にも
聞いてみようと思いました、
納得性のために。
  (通っている病院が癌専門病院でない、
   という背景もありましたし、
   主治医からも、セカオピに行って来いと
   言われたし…)

① 担当医の時間不足でコミュニケーション
    の質・量が不足している

    意外に多いのがこのパターンです。

例えば、

(中略)

“様子を見ましょう”に至るまでにも、
さまざまな思考過程がそこに働いています。
けれども、「結果メイン」の説明

(中略)

なぜこのような端的な説明になるのか
といえば、
極論すれば「時間がないから」です。

」(引用させていただきました)

まさに、仰る通りかな、と感じました。

私は、結論だけでなく、
納得できる理由、過程を確認しないと
気が済まない性分であり、
ハッキリ聞くけれど
   (ネットではそれを叩く人も多いですが、自分の場合
    について私に聞いてくる方も多かったです、
    だから、記事発信していたのもあります)

聞かない患者、聞けない患者や、
何を聞いたらよいのか分からない患者、
結果だけを求めて不安、不信を抱く患者も
多いのでしょうし、

医師も患者も、それに慣れているので、
その問題点にすら気付いていない患者も
多いような気がします。

(結果が上手くいっていて、それで
 問題がない患者も多いのかもしれません、
 予後がよいと言われる乳癌の場合は特に。)

②相性やコミュニケーションの問題等で、
真意が伝わっていない

(中略)

はたから見ているとおせっかいなくらいに
世話を焼く関わりや説明を求めている方

もいれば、

できるだけそっとしておいてほしい、
必要なときにだけ
さっと手を差し延べてほしい、

という患者さんもいらっしゃいます。

(引用させていただきました)

まさに、仰る通りだと思います。

私は後者ですが、前者の方が多いようにも
見受けられます。

私の場合、
看護師さんたちは2~3回で見分けて、
看護師さんたちは話しかけてきません。

熟練した看護師さんは、
リンパマッサージをしながら、
隣室の主治医や周囲に?聞こえるように、
「理由は…」と大きな声で説明し、
私には理由説明が必要だと
知らしめて下さったこともありました。

※私は私で医療者を観察する性分で…。

私は主治医と偶々、総じて相性は良い
と思っていましたが、
それって、合わない人も多かろう、と思い、
それも聞いてみたことがあります。

「僕は患者さんに合わせますから。」

確かに、父や娘に説明してくれた時は
それぞれ、それなりの説明でした。

振り返ってみると、
主治医よりも、病棟の若い研修医の先生方
の方が質問に端的に答えてくれない割に
「偉そう」でしたね(^^;。

(自分も、若い頃の方が虚勢を張っていた
 ので、分かる気もします、どこの世界でも
 そんな気もします…)

③ 誰がどう考えてもめぐり合わせが悪い

ドクハラという言葉に当てはまるような
ケースもあるのは事実です。

大切なのは、③のように見えて、
①や②であるケースを見逃さないことです。

患者さんと医師の間には医療の背景知識の
大きな差があるのが一般的でしょうし、
その中で身体を預けねばならないことから、
不満や疑念があってもなかなか言えない、
あるいはどう伝えたらよいのかが
わからない、
ということはよくあることでしょう。

その対策に、患者会などのほかにも、
緩和ケア外来が(実質的には)使える
ということも、
知っておいて良い情報だと考えます。

重要なのは
(それが必要なときもありますが)
担当医の悪口を言ってスッとすること
ではなく
自身が良くなる選択をする
ということです。

病気を退けることが勝ちで、そのためには
交渉で事案によっては譲る
ということもあるでしょう。

そのようなノウハウ
お伝えできるのではないかと思います。


」(引用させていただきました)

私は自力で対処して、働きながらの
治療中(放射線、ハーセプチン)
だったこともあり、だいぶ疲弊しましたし
 ※活力にはなりました、性分として…

もしも仮に初期治療でそういうことがなく
転移して転移後の治療で発生したとすると
対処が厳しかったかな、と思います。

もっと副作用や病状や精神状態が厳しく
苦しい思いをしている方々で
主治医や医療に不満がある方々には

(私も、そういう状態になったら)

必要な、有効活用できたらいいな、と思う
「早期からの緩和」
の側面だと思います。


   医師(たち)と患者が、ともに生きるイメージ。
   主治医や病院と私の関係とも言えます。
   立場は違っても、ともに生きることに向かって…。


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