【再掲】自由診療、代替療法に対する私のスタンス | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

自由診療、代替療法に対する、
私の考え、スタンスを、
「0はじめに(私のスタンス)」テーマとして
格納しておきたく。

過去記事では何度も書いてきたことの
繰り返しになり、
以前からの読者さんには申し訳ありません、

特に考え、スタンスは変わっていませんし
変える必要も感じておりませんので、
過去記事を再掲させていただきます。

なお、

癌患者の経験談は、参考にさせて
いただきたいと思っていますが、

コメント内に背景もお書きにならない、
ブログをお書きになってもいない、
プロフィールもお書きになっていない方
からの情報提供は、お断りします。


=◆=◆=◆=◆=

【2017年12月2日】

自由診療、代替療法について
私のスタンス
   ※過去記事には何度も書いていますが…

①患者本人が、納得して後悔しない治療を
    自己責任で選択すればよい。

②患者本人が治療を判断するための情報
    医師や医療提供者がきちんと提供すべき。

    ※私は、エビデンス(患者集団の治療結果
       の統計)も参考とするので、自由診療、
       代替治療についても開示して欲しい。

③私自身の治療方針は、
    基本的に、西洋医学、標準治療をベースに
    +α(東洋医学、極端でない「自然」の
         食の節制、陶板浴や酵素風呂、玉川温泉
         など温泉はいいんじゃないかなって
         思ってます、最終的には自己免疫力)
          
・ステージ3(遠隔転移前)までは
    根治を狙う最大の治療
       ※ 抗がん剤の量についても

・ステージ4(遠隔転移後)は、
    癌と共存(根治を狙って無理な治療は
   しない、歩のいい治療が開発されれば
   別だけど)、
   維持・症状緩和
        ※抗がん剤の量や種類は、患者が
          自分の癌に合わせて決めたい。

④怪しい治療、癌ビジネスは
  (特に害、副作用が出る、または大きいもの)
  取り締まって欲しいが、
  標準治療(患者集団のエビデンスのあるもの)
  以外を全てNGと締め出すのは反対。

ーーーーー

患者としては、自己責任で何でもアリ
だと思います。
エビデンスがない治療を
  受けるべきではない
というのは、そのエビデンスのある治療で
100%に近い率で癌が治せるようになって
から、言うべきだと、私は思います。

ただ、患者には、インチキ治療か否かの
区別、判断がとても難しいので、
自由診療が何の規制もなく
野放図に行われるのは問題だとは思います。

効果のあった症例だけでなく、
最低限、
治療した人数と効果のあった人数、
副作用があれば、その種類・程度と人数
といった、治療実績を公開して欲しい
と思います。

効果が少ないから禁止する、のではなく、
公開された情報を見て、
患者が選択すればいい
のだと思います。

※自然淘汰されちゃうかも、ですが…

ーーーーー

押し売り、特に代替療法提供者や
経験者でもない友人・知人からの
しつこい紹介はやめて欲しい❗
とも、私は思います。

よい自由診療や代替療法が規制されて
選択できなくなるのは、よくないけれど、
一方、
怪しいモノを押し売りする人や、
それに迷惑を受けている人、
流されちゃう人、も多いから…
難しいですよね。

ーーーーー

私は、
患者本人納得して選択して
後で後悔しないのであれば、
どんな治療(含:無治療)でも
「良い」思います。

ただし、
「根治」させたいのであれば、進行の速い癌で
手術、ピンポイント放射線を放棄して、
代替療法のみに走ったら、進行しちゃって
根治の手段がなくなるよ、と警告はします。

最初から「根治」でなく「共存」覚悟で、
無治療や代替療法のみを選択する
のであれば、
私とは価値観が異なりますが、
それで、その人が後悔しないのであれば、
その人にとっては「良い」選択
(人それぞれ)なのだと思います。

ーーーーー

免疫細胞療法(活性化自己リンパ球療法)

私は、ハーセプチンという抗HER2
分子標的薬の作用論理
      ※殺細胞ではなく、癌細胞の餌を捕る手を
         縛って兵糧攻めにして癌細胞の死滅を
         狙う
から、
ハーセプチンへの追加で微小転移だったら
撲滅できるかな、との考えで
       ※ハーセプチンは餌を捕る手を縛るだけ
         だから、自己免疫力(リンパ球)で、
         癌を殺すしかないわけで、
         自己免疫力を高めるために

リンパ球療法を試しましたが、
他人には軽々に勧めません。
OKかNGかは他人が評価することでは
なく、本人にとってOKであればOK、
と思います。

ただし、保険診療、標準治療では
ありませんから、
私のブログでは、勧めているように
勘違いされないよう、相当、気を使って
選択した背景、理由も書いています。

    ※「免疫療法(私の場合)」テーマの記事を
      ご参照ください。

なお、私は、免疫細胞療法だけで
固形がんが縮小するとは思っていません。
免疫力がUPするかどうかは、免疫力を
測る指標がないので分かりません。

それでも、禁止するのでなく、
開示された情報を見て、
患者本人が決めればよいこと
だと思います。