★癌細胞にも個性がある サブタイプはナンセンスという、ゆらりさんへの回答3 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

⬛ゆらりさんへの回答

※ゆらりさんとは、
   アメーバIDなしコメント者
   (2018/10/13 テーマ分類見直しに伴い追記)


>乳がんは十人十色です。

異論はありません。
そこに異論のある方は、あまり、
いらっしゃらないないような気がします。

もっと言うと、一人の患者の中の癌細胞
にも、個性があります。

私の癌細胞は、悪性度が高いので、
特に、それぞれ個性が違うようです。
                (アップリンクあり)
  (病理医の先生からいただいた)を
載せています。

西洋医学の薬物療法は、
それら癌細胞の特徴の共通点を見つけて、
それに効く薬剤を開発して
治療に使っているわけです。

その特徴を持った癌細胞が多いか少ないかで、
・予後が違ったり
・治療(効く薬剤、使う薬剤)が違う
わけです。

その特徴を多く持っている人を括って、
サブタイプとしているのです。

だから、乳癌のサブタイプは、予後の予測
 (あくまで患者集団の統計であって、
  それが自分に当てはまると思うかどうかは
  人それぞれ)
や、治療にとって、重要な因子なのです。

サブタイプに応じて、効くと考えられる
薬剤を使うことができます。
  (治療するかしないかは、
    副作用や価値観を考え合わせて、
    患者それぞれが決めればいいことです。)

・ホルモン受容体を持っている癌細胞には
    ホルモン剤、

・HER2タンパクを持っている癌細胞には
    抗HER2薬

これらは、副作用が比較的軽い。
特定の細胞を狙っているから。

でも、それらだけ(+自己免疫)で、
癌を根治できる人は少ない。
  (ホルモン剤のことは知りませんが、
   遠隔転移した癌を、ホルモン剤だけで
   根治させた話は、私は聞いたことも、
   見たこともありません)

そこで、癌細胞は増殖が速いという特徴
使って、増殖の速い細胞の皆殺しを狙う
のがアンティーク(昔ながらの)抗がん剤、
毒薬(細胞毒性抗がん剤、殺細胞性抗がん剤)
です。

増殖の遅い癌細胞あるいは何らかの理由で
その抗がん剤の効かない癌細胞は残ります。

ゆらりさんが、どのような治療をして
「すぐに」(という期間の数値記載なし)
遠隔転移したのか分かりませんので、
何ともいえませんが、

手術はしたのなら、手術時に既に
転移先には微小転移は存在しており、

ホルモン治療をしていたのなら、
ホルモン剤が微小転移を根絶できず、
成長して目に見える転移になった

ということだけは、残念ながら、
そして、受け止めるのはお辛いでしょうが
『事実』です。

そこから先の治療(あるいは無治療)を
どうするか、だと思います。

転移後の治療は、未経験ですが、
ホルモン陰性あるいはトリポジにとっては
少なくとも、
・HER2陽性か否か
で、抗HER2薬を使うか否かが変わって
くるので、
サブタイプは、「ナンセンス」ではない
はずです。

ステージ4になると、サブタイプの人数比
が、早期とは、大分違っているはずです。
予後の悪いサブタイプの人数比が
高くなるので。

サブタイプ別、薬剤(抗がん剤)別に
統計出してねって、
治療を提供している専門医の集まりである
乳癌学会に要望をしている、
(過去記事で書いた通り、サブタイプ別は
  以前も要望を書きました)
再度、要望を出したいと書いたわけです。

ホルモン陽性、HER2陰性の人にとって、
サブタイプ別の統計が「ナンセンス」か
どうかまでは、私には分かりません。
ホルモン陽性ではないので。

たとえ「ナンセンス」であっても、
HER2、トリネガにとっては、
必要な情報なので、要望を出します。
(一人が要望を伝えたからといって、
 何がかわるわけでもなくても、
 伝えなければ伝わらない、
 伝えるべきところに伝える、性分です)

癌が十人十色であっても、
サブタイプが「ナンセンス」
とは思いません

予後因子別統計を出していただければ、
さらに有り難いと思いますが、
治療が分かれている別最重要な予測因子
である「サブタイプ別統計」は
最低限、欲しい、と私は思います。

ダウンよろしければ、ポチっとお願いします🙇
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

先の「ななこさん」「まおみさん」同様、
「ゆらりさん」というのは、
アメーバIDなしのコメント者です。

今振り返れば、
5ch掲示板の、癌闘病者叩きスレッドである
(闘病ブログを書く者へのネットイジメ)
「がん闘病ブログ」、「癌闘病ブログ」
スレッドへの書き込み者と同質ですね。

ご自分のこと(背景)は何も述べず、
ご自分の癌についてのブログをお書きに
なっているわけでもなく、
(アメーバIDなしでコメントされています。
 ブログをお書きの方が、アメーバIDを使わずに
  コメントしてきたかどうかまでは分かりません)

他者(私)ブログに、ご自分の誤解釈で
攻撃的批判コメントを書かれました。

「ななこ」さんからの連続かとは
思われますが、「ゆらり」さんは、
サブタイプ問題を明確に持ち出した
最初の方です。

乳癌の標準治療、西洋医学の治療、
薬物療法にとっては、
重要なことなので、
説明記事を書きました。

以降、延々と断続的に続いた、
サブタイプに関する批判コメントへの
回答・説明記事を発信しました。
「2★重要★エビデンスと個別化(多様性)」
テーマ内の記事をご参照ください。

(紫字 2019年2月22日追記)