僕はただ一人が意見を述べて、他は賛成するだけの会議は楽しくないと思っています。
というか、そもそも会議ですらない(笑)
会議はいろんな意見が混じり合ってお互いに納得し、議題への答えを見つけていくものだと思う。
話し合うのは自分と別の人なんだから、意見が合わないのは当然。
でも、別の人だからこそ見えてくる新しい可能性があるはず。
それを真っ向から否定するのではなく、自分の意見とすり合わせて自分の考え方を見直すのも会議の楽しいところ。
ところが農家さんの会議、特に何十年もやってきた人達との会議は温度差が激しすぎて「目立ちたがり派」と「穏健派」の二手に分かれることが多く、はっきり言ってつまんないです。
目立ちたがり派は後先考えずに「自分がやった功績」を自慢するための意見しか出さず、穏健派は「めんどくさい」か「任せる」しか言いません。
久しく心沸き立つような会議に巡り会えていません。
皆さんは楽しいと思える会議は出来ていますか?
8月になりましたね( ´艸`)
連日の大雨、うちの近くのお米農家の方は川に近いところで水に付いてしまったそうです。
危険ですので、増水した川などには近づかないでくださいね。
さて、果樹園は収穫最盛期まで残り一月半となりました。



リンゴもこれぐらいのサイズに!



ブドウも大きくなってきました(≧∇≦*)

あとは適度な雨と、台風さえ回避してもらえればいいんですけどねぇ(^_^;)
ケアカフェに初参加してきました!
何で農家のおじさんが?と思われるかもしれませんが、うちはサクランボ狩りやリンゴ狩りでデイサービスなどの施設が入っているんです( ´艸`)
さてさて、今回のテーマは「新人」。
何かを新たに始めたときは、誰もが新人さんですね。
今日のケアカフェで、僕の居たテーブルでは「新人さんの悩み」の話で盛り上がり(?)ました。
僕は農家を始めて五年目になりますが、就農した当初は周りのやり方に疑問符ばかり浮かびました。
会議一つとっても、「なんでこんなことする必要があるんだろう?」とか「もっとこうしたらいいのに、何でやらないんだろう?」などおかしなことばかり。
それを指摘しても「今までこうやってきたからいいんだ!」とか「始めたばかりの奴が偉そうに!」などなど聞き入れてはもらえませんでした。
今だって思うことは沢山ありますが、こっちの説得に耳すら傾けないような相手には好きなようにさせるようにしています。
逆に聞く意志のある人達には、反対されるのを覚悟で意見を言うようにしています。
同じ言葉でも経験しているかしていないかで言葉の重みはガラッと変わります。
例え、新人さんが正しいことを言っていても、経験が浅いと言うだけで弾かれてしまうことも多々あるはずです。
僕は新人だからと突っぱねるのではなく、その意見に経験者のアドバイスを加えることで新しいことや既存の改革に繋げることが出来ると思っています。
農家はあまり新人さんが入ってくるような職種ではないですが、今日のケアカフェを通して自分のやり方や考え方を見直すいい機会になったと思います(*^-^*)