病棟の空気が変わった。

9月から苦手な子が異動になった。

すごく変な子で病棟ラストの日も

「今日はわたし最後なの。最後だからさびしいわ。

最後だから最後だから」って会うスタッフ会うスタッフに声かけ、

先生に声かけ、部屋もちしてたけど患者はほったらかし。

「みんなありがとうみんなありがとう、わたしはこの病棟を卒業します」という

手紙まで添えて。卒業じゃない、異動だっつーの。

白けた最後の日。

その子だけ涙涙で周りはしら~。

いつも何か話があがると話に頭突っ込んできて、

話をさらっていく。そして「わたしのおかげで丸くおさまったやろ」という。

全然、あなたいなくても話しあいできるから。という感じ。

そんなわけで今は穏やかな病棟なのです。

その子と仲良くしていたわたしのもう一人苦手な人は

まだいる。でも9月異動の子とつるむことがなくなったので、

気にならなくなった。

少しかわるかなあ。

記録に。

長男の話。専門学校に進学を決めた。

勉強ができない、机に向かえない息子にはやりたいことがある。

ゲーム業界に飛び込むと。

いろいろと不安もつきまとったが、本人みずからやりたいといったのは初めてで、

そこを感謝し、応援することで前向きに生きられるかという期待。と同時に不安ももちろん。

でも本人がキラキラの目で言ってくる。初めてみる前向きな姿。

そんなわけで夏からここまででいろいろ買いそろえ、長男はゲーマーの道へ進む。

親としては心配。

しかもバイトするといったのに探しもせん。きいたら卒業してからでいいかなとかいう。

コミュ症なので億劫なのだろう。でも、大人の世界ではコミュニケーションは大事なので、少しでも克服してほしい。

そう願う。でも動かない。もどかしい。

まだまだ心配が絶えない。

 占いによると、大変革の月で感覚に任せて大丈夫。前向きに大きく前進するらしい。

年末くらいからしんどいことがいろいろあって、

人が不足して仕事の量は増えるし、本当に参っていた3月。仕事を辞めて次に進むという選択をしてから、すーっと気持ちが楽になってきたような気がする。

 この病院で定年を迎えると思っていた。

でも、13対1 の看護が16対1  18対1 が当たり前になって、患者の重症度があがり、認知症患者が増えて、看護師の人数が激減して、毎日残業の日々。人間関係もよくない。

わたしは倒れるかもな、病んで辞めたり休んでる人がいるな、そこまでこの仕事にこだわる必要があるかな。身体の疲れも取れず、心の疲れもとれず。そんな毎日で。

役職のある先輩も退職することも分かった。どんどんわたしの立場も上になっていく。でも。

 わたしがやっているのは看護ではなく、業務だ。そう思いながら働いてることが虚しくなってきた。


師長に退職の意向を伝えた。

頭を抱えてあーそうかと。もう決めたんだよね。

これから責任者としての役割を任せる人だった。

だから手放したくなくて異動は断ってきた。辞めるのは簡単だけど、どこへいってもしんどいと思うよ。そのほかいろいろいろいろ言われた。最終的に残業の少ない部署へ異動を提案してきた。

 残業の少ない部署は地域連携や外来がある。

病棟とは全く違う。

多分、それはないだろうと思う。うまいように言って、人の少ないところに異動させて疲れ果てさせてポイだな。

 4月に入って師長にも伝えたので、さあ前向きに引き継ぎを考えながら仕事をすることにします。何なりと仕事はあるでしょう。

がんばる。がんばれわたし!