「人に迷惑をかけるな」と言ってはいけない





「日本の子どもたちの多くは、可能性をつぶす呪いをかけられている」…。
そんな衝撃的なタイトルの序章から始まる本。
 親は、無意識のうちに子どもを縛る言葉をかけてしまっている。

1章から、その具体例が。

☓「人に迷惑をかけるな」
○「迷惑はお互いさま。困っている人がいたら助けよう」

☓「やめなさい」
○「周りの人がハッピーになるように行動しなさい」

☓「早くしなさい」
○「早くするためにはどうしたらいいかな?」ときいてルールを決める」

☓「勝手にしなさい!」
○「このあと忙しくて、もう家に戻らないといけないからお願いね」

☓「ちゃんとしなさい」
○「お母さんみたいにやってごらん」

☓「なんでそんなことするの?」
○「それをするのはよくないと思うよ」

…このへん、☓の似たようなことすごい言ってる…。

☓「水たまりがあるからよけなさい」
○(入ったあとで)「ぬれちゃったね」
あえて失敗させる。
やってみた。
はちみつすくう棒でご飯食べようとしてた。
取れたって言ってたけど、くっついてるだけ。
結局スプーン使って食べてた。
…なんでやねん、ってツッコみたくなるけどねぇ。