みなさん、こんにちは、こんばんは。

今日は旧ソ連を真似て中国がキューバに基地を建設したという話題についてお届けします。

冷戦時代、ソ連はキューバのルルドに海外最大の電子情報基地を設置しました。

アメリカからほんの数百キロ離れたこの基地には、多くの諜報員が集まっていたのです。

しかし、ソ連崩壊後の2001年に閉鎖されたとされています。

ところが、昨年の報告によると、この基地が中国によって再利用されている可能性が浮上しました。

ウォールストリートジャーナルの報告では、中国がキューバに電子盗聴施設を設置し、アメリカの軍事基地や通信をスパイしているとされています。

アメリカの情報機関も今年2月に、中国がキューバに軍事施設を設置しようとしていることを初めて公にしました。

衛星画像の分析によると、キューバの基地は近年大幅にアップグレードされており、中国との関係が深まっていることが明らかになっています。

フロリダ国際大学の専門家、リーランド・ラザルス氏は、中国がキューバを利用してアメリカの軍事情報を盗もうとしていると指摘しています。

これは、以前から確認されていた盗聴施設が最近さらに拡張されているという事実と一致します。

また、中国はペルーの太平洋海岸に大きな港を建設中で、さらにカリブ巡行ミサイルを発射できるフリゲート艦をキューバに派遣しています。

これにより、中国がアメリカに近い地域での軍事的優位を強化しようとしていることがわかります。

キューバは人工衛星を持っていませんが、中国がキューバのアンテナを利用しているとされています。

最新のアンテナは今年1月に設置され、その他のインフラも過去10年間でアップグレードされています。

しかし、中国の経済状況が悪化しているため、このプロジェクトがどこまで続けられるかは不透明です。

このように、中国共産党は世界戦略を持っており、特にアメリカに近いキューバは重要な情報収集拠点となっています。

昨年も中国の気球がアメリカで情報収集を行っていたことがありましたが、キューバからならさらに多くの情報を収集できるでしょう。

今回の話題、驚きの連続でしたが、これからも注視していきたいと思います。