こんにちは。 「飲食店まるごと応援団」の宮崎 代志美です。
外食産業は、1992年以来、売上規模30兆円を維持しております。
そして、この売り上げは、飲食店などの売上約24兆円と、お弁当を買って、家庭で食べるいわゆる中食の6兆円の合計となっています。
飲食店は、全国で70万店ほどがあり、年間、10万店以上がオープンして、ほぼ同じ数の飲食店が閉店しています。
このように10万店以上の飲食店の開業があるのは、簡単に始められるからでしょうか。
飲食店に限りませんが、開業よりも、続けることの方が難しいのですが。
また、会社にお勤めの方から、、飲食店の経営者を見ると、儲かるし、時間も比較的自由になるし、うらやましい存在に映るのかもしれませんね。
確かに、飲食店経営で成功して、お金と時間の自由を獲得できる人もいます。
しかし、実際には、思うほど簡単ではありません。
儲かるかについては、売上げがそのまま利益ではないですよね。
食材費、人件費、家賃、その他経費を引くと、ほとんど残らないものです。
売上 = 収入 との錯覚を起こしてしまうものです。
次に、時間の自由ですが、
飲食店は、年中無休が基本ですし、人の休日に食事を提供するサービス業です。
開業当初は、時間が自由になるとは、考えない方がストレスがたまりません。
まず、自分自身がどっぷりと店に入り、片腕をそだてることに専念する必要があります。
これらの意識をもってから、創業していただきたいと思います。
創業後、この一店舗の成長発展に魂を込める場合と、この店舗を土台として、多店舗展開を
目指す場合とに分かれると思います。
多店舗展開の場合、まず、首都圏それから近畿圏でしょう。
その次は、どこを目指しますか。
中京圏ですか、東北ですか、九州ですか?
市場は、国内だけではありません。中国を始め、アジア圏にも目を向けていただきたいと思います。
日本食は、世界で評価されています。
海外進出で成功している外食企業も多くなってきました。
味千ラーメンは、国内100店舗、海外700店舗、吉野家は、国内1200店舗、海外600店舗になりました。
多店舗展開を検討する場合、人口の減少の始まった日本国内だけを考えずに、上海、北京も出店エリアに加えてはどうでしょう。
ただ、この時、忘れないでいただきたいことは、海外で成功するためには、味千ラーメンや吉野家のように、基本となる味やメニューは変えずに、その他は、その国のニーズに順応するということです。