〜みやざKeyの株式市場放浪日記〜

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東京証券取引場に住みこみたいなぁ

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■NTTが2800億円自社株買いへ

NTTは4日、同社普通株6000万株を上限に市場外で自社株式の買い付けを行う、と発表した。5日朝、
東京証券取引所の時間外取引で買い付ける。取得価格は4日終値の1株当たり3885円で、上限額は
2800億円。財務省も4日、保有するNTT株式約5751万株を売却すると発表しており、NTTは財務省の
保有株を引き受けるかたちになる。

 政府はNTT株式の3分の1以上を保有する義務がある。ただ、NTTが昨年11月に金庫株を消却した結果、
保有比率が上昇。3分の1を上回る分を売却する。売却益は2011年度当初予算の歳入に織り込み済み。
知人から話を聞き、外国為替証拠金取引に大変興味を持ちましたが全くの初心者です。
自分でも調べてみようとは思いますが、メリットやデメリット、リスク等を含めて簡単に説明できる方、是非教えて頂きたいと思います。

- 回答 -
私はとある証拠金取引会社にいたので、従業員側の立場の回答かもしれないことを前提で書きます。

まずメリットは多くの方が書かれていらっしゃるように、証拠金ですので、ある程度リターンが期待できるし、その反対もあります。手数料の抜け幅も外貨預金より断然安いです。
その他に会社によって、証拠金の額が違いますので、あの会社でやると5円で倍になるが、こっちの会社でやると10円で倍、など市場の動向に応じてどの程度のレバレッジを背負えるのか、で会社選び、通貨選びができます。
リアルタイムですので、夜の海外市場にも対応できます。

デメリットはやはり、リスクも大きいということはもちろんですが、基本的に差益決済なので、その通貨紙幣での返還は基本的にありません。
例えば、10000ドル買って、円安、円高になって売却したら、その分の損益が発生しますが、銀行の外貨預金だと10000ドル紙幣にすることもできますので、10000ドル買って10000ドル引き出すわけですから、円高になって円で決済して、損をするより、外貨紙幣として引き出すと円高も関係なくなるのです。証拠金はこれができません。

あと、業者に関してです。
私は買った値段が上がるか下がるかは、1/2ずつだと思っております。
なのに、なぜこの取引がいろいろ言われてるかといいますと、為替単独でやっている業者は、資本金も少ない、小さな会社が多いからです。お金を集めなければなりません。

せっかく預かった資金を返すと、集めたお金がなくなります。
ですから、利益が出たら、利益を手元に戻したいと思うお客さんの当然の考えは、会社にとっては不利益なのです。ですから決済して、出金しないように業者はひっぱります。
ですからせっかく1/2で利益がでたのに、さらに獲得した利益の含めてさらに取引をやってもらおうとします。
やって利益がでる→1/2 or 損する1/2だとすると、2回取引をやって2回とも儲かる確率は1/4になります。

ですから、初心者の方でご不安な点とかあるかとは思いますが、ネットでの
取引以外はお勧めできません。
実際このタイミング買ったら自信がある!というタイミングはありますので、それを証拠金で買えるというのはすばらしい取引だと思いますが、あくまでもご自分の判断で運用できるとこをお勧めします。
(この記事は「教えてgoo!」より引用させて頂きました。)
低位株相場は来たのか?

 低位株というのは「ぼろ株」のことを言います。業績が悪く株価が低迷している企業の株のことです。

 その低位株は、2006年1月のライブドア事件以降、全く相場がなく低迷しています。新興市場が壊滅状態になり、新興市場と低位株は同じ意味ではないのですが、ともに出来高が激減して資金調達が難しくなり、よけいに業績と株価が低迷する悪循環に陥ったのです。

 現在、日本の株式出来高の7割近くが外人だと言われています。でも、こういったぼろ株は普通外人が手を出しません。だから日本人だけの取引なので、日本人の株式への関心を計るバロメーターなのです。

 それでは、ライブドア事件以前の低位株相場というのは、どういうものだったのでしょうか。

 まず、業績はそのころから悪いのですが、株式市場に厚みがあるため新株や新株予約権を大量に発行することは可能でした。その調達した資金で、本業を活発化させる投資などを行えば、結構株価が反応したものです。

 当時は、こういうアレンジができる人間が限られており、それなりの実績を持った数人が、時には単独で、時には協力しながら、参加者全体に利益が出るように配慮しながら進めていました。アレンジする人間の顔もはっきりと見えたため、それなりの安心感もあり、かなりの資金が自然に集まったものでした。

 それでは、低位株相場は戻ってきているのでしょうか?

 見た限りは、違います。

 別に、当時のやり方がいいと言うつもりはありませんが、まず現在は、こういった企業の増資がまず認められないため、そもそもスタートのきっかけがつかみにくいのです。
 どうしても、創業者や大株主の株が大量に出るから買わないか、といったところからスタートするためどうしても確定しない話ばかりになるのです。

 もうひとつは、現在はネットを使って買いを集めるやり方が主流のようですが、そうすると顔が見えないため信憑性のない噂だけが流され、自分だけ儲かればよいという傾向が強くなるのです。

 したがって、なかなか腰のすわった相場にはならないのです。
 
 本誌で何度か取り上げているサハダイヤモンドは、たまたま5.2円の行使価格の新株予約権が約7000万株分ありました。それを、たまたま中国関連の投資家グループ(と称しているのですが実態はわかりません)が、新株予約権を確保したあと相場を買い上げ、たまたま価格が上昇したため新株予約権も行使できたのです。

 サハダイヤモンドの新株予約権は2009年末に発行されており、資金繰りのため少しずつ行使するため、ずっと株価の頭を抑えていたのです。
 今回は、多少中国から(といっていますが実態はわかりません)ニューマネーが入ったらしいことと、巧みな情報戦略で日本人の買いを集めたことと、やはり低位株に対する日本人の関心が少しは高まっていた(少なくとも、当初はそう思いました)からのようです。

 株価は、4月末までは5円前後であったのが、昨日(7月4日)に高値94円をつけたあと、一気に売り物が出て本日(7月5日)は56円引けです。
 2ヶ月で約20倍になって、一日半で約4割の急落となったのです。

 先週あたりから中国の株式情報紙にもサハダイヤモンドの記事が出始めていたと思ったら、案の定急落となりました。
 多分、もう一度仕掛けると思いますが、また梯子をはずされるだけだと思います。

 7月3日付け「赤い仕手筋」にも書いたのですが、現在、証券監視委員会が見張っているはずの行為も、海外(中国だけとは限りません)からは全くフリーパスなのです。

 言いたいことは、ライブドア事件以前の低位株相場は、それなりに株式市場全体に対する配慮と、参加者全体が利益を上げられるような配慮がなされていました。

 現在は、顔が見えないネットを使った無責任な情報合戦と「ばば」の掴ませ合いに、証券監視委員会の目が届かない海外(特に中国)からの無法取引(とまではいわないものの強引な取引)が混ざり合う市場なのです。

 暑くなってきましたが、株式市場の春は遠いのです。