小4息子とその友達
小雨降る中小学校から帰ってきた息子。「おかあさーん!Yくんと公園で遊んできていいー?」と玄関から興奮気味。「いいけど・・公園?雨降ってるで?」「じゃ、いってきまーす!雨?降ってないよ!」とウキウキ飛び出していった。・・・いや、降ってるがな!!と心の中で突っ込みをいれつつも、小雨の中同じく興奮気味の息子の友達と公園へ走っていく背中を見るとここで雨降ってるからやめときやと止めるのも何だか野暮に感じてまあ小雨だしいいかと送り出した。息子と公園へ行ったその友達は、最近仲良くなったご近所のYくん。いつも登校する時は仲良く二人で好きな漫画やアニメ、ゲームの話で盛り上がっていた。ある朝のこと、私が学校の見守り当番で登校の様子を見ていた時に、雨が降りだした。だんだんと本降りになって来たけど、Yくんは傘を持っていなかった。息子が自分の傘を差しだして相合傘しようとすると、「(息子が)濡れるからいいよ」と遠慮するYくん。どうするのかなと二人の様子を見守っていると、息子が、「じゃ、俺も濡れよっと!!俺、水、好きだから!!」と、傘を閉じてYくんの横を歩き出した。Yくんと息子、めっちゃ笑いながら二人ともびしょ濡れ。おいおいと思いつつも、二人の様子が何だか微笑ましかった。そして昨日。小雨を「降ってない」といい、二人で公園に遊びにでかけたYくんと息子。二人がでかけて1時間くらい経った後に雨が激しくなってきた。これはさすがにやばいと思い、迎えに行こうと外にでるとYくんと息子が笑いながら向こうから走ってきた。「雨降ってきたから帰ってきた!!」(小雨→降ってない どしゃぶり→降ってる なんや・・。)と思いつつ、楽しかった?と聞くと「うん!公園貸し切りだったんだよ!!」ラッキーだったなあと顔を見合わせる二人。そりゃそうやろ!雨の中公園で遊ぶやつ他におるかーい!と、さすがにそこは声に出して突っ込んだ。