お盆休みは終わったけど週末なのでまだ休み

いいかげん「する」ことがなく退屈でしかたない

そんな時にヘリの爆音

なんだなんだ？

2階の窓から顔を出すと庭に飛び出た家内と目が合った

行動が全く同じでいやになる(笑)

長野県警航空隊所属のヘリコプター「やまびこ2号」

南駒ケ岳方面から飛んできたので山岳事故の救助の任に当たったようだ

旋回しているので昭和伊南総合病院に救護者を下すのか？

いやまてよ、病院のヘリポートには大きさの関係でやまびこ2号は降りれないはず

なので今回は早実グラウンドに下ろすのだ

先ほど救急車が行ったのでグラウンドに下りた救護者を病院へ運ぶのだろう

夕闇迫る中のフライトには必要以上の注意が必要

ほんとうにご苦労さまです

最近のニュースで山の遭難事故が報じられない日は無い

それほど山を楽しむ人が増えている

そんな「山を楽しむ人々」に一概に「気をつけろ！」「事故しても自己責任！」と言っても、それは少々無理がある

自動車事故のように、交通量が増えれば事故の件数も増える式と同じで、入山者が増えれば事故や遭難件数が増えるのは当然のことだ

本人たちもしたくてしたわけではないのだから...

山だっていつもニコニコウェルカムではない

天候の急な悪化をはじめ、雪庇を作っとこう、とか、石を浮かせておこう、とか、案内板を倒しとこう、とかさまざまな意地悪をする

それよりも！

なにかあったときにこうやって助けてくれる人たちの存在

自分たちの職責のもと体を張って救助に当たる人々の存在

この存在がとても大きいのだ！

この人たちがいるから登山者は心から山を楽しめるということを忘れちゃいけない

山で悲しいことにならないように

山の楽しいことしか残らないように

山にかかわる全ての人が安全でありますように

人は山に惹かれ、山は人に牙をむく