こんにちは、

久々の投稿です。

 

あやかには自閉症の症状が多くありますが、

24歳の今、睡眠障害、多動、相貌失認が

消失しています。

 

今回は、

今現在消失したと思われる

聴覚過敏について書いてみますね。

 

きっと聴覚過敏の程度は

自閉症の人それぞれだと思います。

 

 

 

私があやかを育ててきて、

自閉症の症状として厳しいと思ったのは、

睡眠障害・多動・強いこだわりです。

 

 

 

子どもに睡眠障害があると、

親は夜も熟睡はできないし、

日中の子どもの睡眠の管理が必要。

 

子どもに多動があると、

何しろ何をしてくれるか予想もつかず、

家の中でも危険がいっぱいだし、

子どものしでかしたことの後始末に

時間がとられてしまう

 

子どもにこだわりがあると、

ちょっとした些細なタイミングが違うだけで

子どもはパニックを起こし、

大泣きに大叫び

 

もう毎日が疲弊( ;∀;)

 

一方で、

あやかが生きている上でしんどいだろうなと

思ったのは、聴覚過敏

 

夜間寝ていても、

ドアのカチャリという閉まる時の音でさえ、

起きてしまう。

 

また、あやかの場合は

家の中にいても、

外から聞こえてくる遊んでいる

小さなこどもの甲高い声、

 

犬の鳴き声といったものでさえ苦痛で、

キッチンの隅に隠れるように

体を小さくしていたことも・・・・。

 

また、トイレに1日中

自分の大切な荷物を持ちこんで

こもっていたことも・・・・。(-_-)

 

夏はもうトイレで汗をかきかき・・・・。

 

脱水を起こしたらどうしようと心配。

 

耳鼻咽喉科へ聴覚過敏について

相談をしたこともあったけれど、

どうしようもないみたいで・・・。

 

耳栓にイヤーマフの二重の対策をしても、

それでもまだ人よりも聞こえていたあやかの耳。

 

一歩外へ出れば、

きっと音の洪水の嵐。

 

数人の男性が話している姿、

携帯電話を耳に当てている人、

お散歩中の犬、

 

もう見かけるとそれだけで

あやかは逃げてしまっていました。

 

一種の防御反応ですね。

 

 

そんなあやかは昨年の9月に

QEEG検査を受けています。

 

QEEG検査検査とは

脳の状態がAIにより

視覚化できる検査です。

 

結果は、

あやかの脳はフル回転で、

休んでいる時がないと言われました。

 

正常な人の脳と比べると

ほとんど違っていました。

 

その後、

あやかはTMS(経頭蓋磁気刺激)治療

受けることにしました。

 

効果として期待できるものは

短期記憶の改善、

切り換えまでの早さの改善、

こだわりの改善、

怒りなどへの衝動性コントロールなどです。

 

QEEG検査によって

その人の磁気を当てる頭部の場所を

左右のどちら側にするかを医師が決定します。

 

あやかはこれまでずっと左側でした。

 

あやかの場合、

2回目の治療あたりに

好転反応と思われるものがありました。

 

穏やかに過ごせていたのに、

感情が大きくぶれ、

大叫びや大泣き、自傷行為が頻発!

 

しかし、10日ほど過ぎた時、

それらはストンと収まったのです。

 

検査技師によれば、

TMS治療を受けて16回目あたりから

変化を感じる人が多いそうで、

あやかの場合は早いとのことでした。

 

そして、

聴覚過敏が今はほとんどないのです。

 

むしろ、

イヤーマフで未だあやか自身は

耳を保護していますが、

私の話しかける声に気づかないことが

多いのです。

 

 

TMS治療は、左の場合、

聴覚過敏に効果が高いようです

 

磁気を当てる時間は20分で、

トントントンとリズムよい間隔で

軽くポイントで叩かれるような感じです。

 

一方、右側は16分で、

こちらは言葉の表出などに

効果が高いようです。

 

ジジジジジ・・・・・という音がして、

髪を軽く引っ張られるような感じです。

 

ひとまずあやかのTMS治療の経過報告でした。

 

 

自閉症の子どもには

自閉症の特性を応用した関わり方々が

大切だと思います。

 

上手く関わらなければ、

親の努力のわりに

子どもの成長が見られません。

 

また、すぐに成長は見られません。

 

ですが、コツコツ積み重ねてきたことは、

1年後、 2年後、それ以上の時間を経て、

現れます。

 

知的な関わりを(【学習の土台作り】

私は呼んでいます)をしていれば、

子どもの中に知識・情報はたまっていくんです。

 

ちなみに私の自閉症の次女は

サヴァン症候群です。

 

 

サヴァン症候群とは、

知的障害や自閉症などの

発達障害などのある人が、

驚異的な記憶力やカレンダー計算能力など

突出した才能を持っている人のことを言います。

 

私の24歳の自閉症の次女のあやかは、

いろいろな能力を持っていますが、

特にカレンダー計算能力に特化しています。

 

 

(2021年時点で撮影したものです。曜日の言える人は

それなりにいるでしょうが、あやかのように十干十二支まで

言える人はそうそういません)

 

(これは学習の土台作りで、あやかが開花した能力です)

 

あやかが持っている能力は、
日付と出来事が言える記憶力で
古いものでは4歳頃のものからあります。
 
写真のように見たものを記憶できる直感像。
 
13歳~14歳という1年で数は少なかったですが、
自分に関する未来の日付と出来事が言える
予知能力。
 
自閉症でありながら、
豊かな感情と表情をもち
また、人の感情を感じることが出来ます。
 
物事に興味を持ちやすく、
パソコン、図鑑といったもので
どんどん知識を増やしています。
 
でもね、
最後に療育手帳の更新時の18歳の時のIQは
29なんですよ。

 

しかも、あやかが持っている自閉症の症状は

聴覚過敏・感覚過敏(皮膚過敏)・視覚過敏・

自傷行為・多種多様なこだわり・強い衝動・

多動・睡眠障害・相貌失認・重度知的障害・
言葉の遅れ
などがあります😂💦

 

学習の土台ができていたからこそ、
あやかは様々な能力が開花したんです💖
 

 

⬇️私の子育てについて書いてある本です。

 

もしもご興味があれば、手にとって見てくださいね。

 

 

 

 

訪れてくださり

ありがとう💖