久しぶりの投稿となります。

 

まだまだ朝晩が冷え、日中との寒暖の差があり体調を崩しておりましたが、なんとか復調し道場に足を運んでおります。

 

体調を崩している間に、ネットで名のある諸先生方の射をまじまじと見る機会ができ、手の内・離れ・歩き方もろもろ研究出来ました。

それを研修していく中で、もっとも難関なのが手の内。

手の内は終わりなき研究と聞いており、もっとも歳月を要するものであると認識出来ました。

 

全日本選手権に出場されていらっしゃる先生方の動画を見ても、一人ひとり手の内が違います。

それは、これといった決まった型がなく、また、流派によって手の内の作り方が違う事もあると思います。

自分に合った手の内を模索研修していった結果がそうなったのではないかと考えております。

 

私の手の内の目標としては、爪揃えが整いしっかりと中押しができ、弓が垂直(握りの部分を軸に弓がぶれずに)に回るように、という事です。

 

爪揃えは会相に入ったところまでは保っていられます。が、離れて残心に来た時崩れてしまっており、まだ弓を握っている証拠です。

弓を握ってしまっている確実たるものとしては、中押しをしだしてからです。

いままで上押しをしていたので、それを直す為に中押しに切り替えているのですが、切り替えたとたんベタ押しの感覚に悩まされております。

中押しに切り替えてから数ヶ月経つのですが、仕事でなかなか道場に通う事が出来ない状態が続いておりましたので、実質切り替えてからひと月も経っていないのが現状です。

 

道場に足を運び、独り言を呟き黙々と研修している姿を他の人はどう思っているだろうか。

そう思いながら独り研修している。

つい先日、中押しが決まり弓がぶれずに回っていった!

弦鳴が響き、気持ちよかった!!

道場内では歓喜の声を出す事が出来ないので、心の中で「おおー!!」という声をあげてしまいました。

どうして出来たか、自分で解かっている範囲では、手の平の使い方でしっかりと中押しの状態を維持する。

角見は当然の事で利かさなければ弓は回っていかない。

あとは中筋を使い詰め合っていく。

と、自分が解かる範囲はここまでです。

これを、教えてくださる教士の先生に話し、次のステップへといけることを願いたい。