もし、寝たままだったら
今日で宮ぷーは倒れて2年と8カ月になりました。おとといの夜、病院へ行くと宮ぷーが「おかえりなさい。こころまちにしてたよ。ほんとうにうれしいな。あえてさいこうだよ。であえたこともきせきにちかいな」と言ってくれました。そんなふうに言ってくれて、うれしそうにしてくれて私もとてもうれしかったのです。でも、日記のメルマガを読んだところ、泣きだしてしまって、どんなになぐさめても、泣きやまないで、気切も閉じていないのに、声をあげてなくのです。どうしたの?と聞くと宮ぷーは「もし、かっこちゃんいなかったら、ずっとべっどにねたきりでえいようをながしたまま、おいておかれるからだになった もしそうなっていたらぼくはいきていても つらいまいにち」そう言って泣きました。私も声を上げて泣きました。二年と八か月前のあいだに、宮ぷーは今、思いを伝えられるし、食べることもできるし、手も足も少しだけど動きます。「かっこちゃんだれもそんなことうれしくない」とまた宮ぷーが泣きました。「宮ぷーだけがよかったらいいわけじゃないから、きっと変われるようになるよ」と私はそう言いました。