-カラオケ-
「ついたねー」
「ねー」
「ってゆーか、お金どうすんの?」
「俺のオ・ゴ・リ☆」
「キモッ!」
「うるせぇなー。・・・分かってるよ。」
「ははっ!」
嘘です。
ほんとーはチョーかっこいいです。
でも
そんなこと
言えないよね。
私の恋は
まだ
誰にも秘密なの。
「おごってくれんのはありがたいけどね♪」
「ひっでぇやつーww」
-店内へ-
「いらっしゃいませ!5名さまですか??」
「はい。」
「ご希望のお部屋はありますか?」
「希望・・・。どうするー??」
「あっ、なんか聞いた事あるんだけど、
希望の部屋で?なんかねー、222号室を頼むとね、
そこに入った人でー、男女が結ばれるってゆー話を
聞いた事があったような・・・?
紹介されたんじゃダメだよー!希望しないと☆」
か・・・神様~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
ありがと、ありがとですっ!!
「そこっ!!222号室希望ですっ!!」
「そんなバカな話信じんなよ!」
「えっ!いいじゃん~!!」
「・・・ん?そーいや、そこ希望するって事はこんなかで好きな人いるわけ??」
「そっ!・・・んな事・・・はないけ・・・ど・・・。」
しまったぁ~~~~~~~!
ダメじゃん!
私!
私、アホッ!?
いいやアホどころではなく
バカっ!!
ちんぷんかんぷんだぁーーー!!
どないしよ、どないしよぉ!!
「・・・・・・。全く失礼しちゃうっ!!
女の子にそんな事聞いたら
ダメでしょ!?自分だけ知っときたい事だって
女の子にはあるのよ!?」
蘭華ぁ~~~~~~~~~~~~~~~~!!
ありがとぉ!
やっぱモテ子たんはちゃうね~☆
「ふーん?」
「分かりました。222号室ですね?こちらです。」
「蘭華、ありがとね!!」
「・・・別に。これくらい普通よ!!」
「蘭華・・・。神様って呼んでいい!?」
「はっ?」
-続く-