ここ最近は梅雨らしい天気が続いてますね
週末も天気が悪かったり用事があったりとたいしたお出かけが出来ずにいます。
お出かけネタがないので前回ちょっと触れたバイクでのスマホナビ環境について書いてみます。📱
端末は京セラの廉価タフネススマホのDIGNO Jをナビ専用機として使っています。
この端末を選んだのは、
・スマホナビには必要十分な端末性能(フルHD、Snapdragon430、RAM3GB)
・タフネス性能(防水、防塵、耐衝撃、高温・低温動作など)
・グローブタッチ(グローブの自由度が広がるので何気に大事)
・中古でリーズナブルに入手可能(1年くらい前で1万円程度。今なら5000円程度)
などが理由ですが、バイクで運用する上で特に大事なのは高温動作性能だと思います🤔ここが弱いと直射日光下や充電時の発熱で、すぐに充電されなくなったりシステムダウンしたりと使い物になりません。
タフネススマホは現在かなり選択肢が多いのでそちらでも良いかと思います。
スマホにはSIMをいれず、モバイルWIFIルーター(L-01G)にドコモ系格安SIMでのデザリング運用をしています。
これはスマホのキャリアや対応バンドに縛られずドコモのバンド19が使えることが主な理由です。僻地での繋がりやすさにはまだドコモに分がありますからね。またこの機種はバッテリー容量が4880mAhと大きいのも魅力です。ツーリングで1日つけっぱなしでもバッテリーが切れたことありません👍
バイクからのスマホ充電はサインハウスの5V6Aを使っています。一応これは高品質で安定的な電源供給を考慮しての事ですが、まあ普通にUSB電源取り付けでも問題ないかと😃
5V6A本体はロケットカウル内側に強力面ファスナーで設置してあります。
スマホマウントはあまりゴテっとしたのは好きではないので、シンプルでスマホの着脱簡単なRAMマウントのX-Gripを使っています。
スラクストンにはハンドルバー内側にグリップヒーター用の穴が空いているので、汎用のステムマウント+RAMボール+アームで設置。
視線の移動だけで画面がチラ見できる位置に調整しています。横向きで使用していることもあってか全く脱落しそうな心配はないです👍
クアッドロックもシンプルだしワイヤレス充電化で完全防水運用できるので最近ちょっと気になってます。(スマホは防水でも雨天時の有線充電はNGなので)
ナビアプリはナビエリートを使っています。
言わずとしれたトヨタ純正採用のナビシステムですね。
このアプリを選んだのは、
・2画面表示が可能なこと。
・画面表示はシンプルだが必要な情報はちゃんと選択的に表示できて視認しやすいこと。
・完成度の高いナビゲーション性能。位置精度も高い。
(Googleマップナビの不安になるようなルート案内皆無😅)
・とってもわかりやすい案内。
(音声+表示+信号音で知らせてくれる)
・ルート探索条件を細かく指定可能
などが理由です。
スマホナビアプリで2画面表示可能なものは他になく、これも大きな理由ではありますが、やはりナビゲーション性能の完成度の高さ・わかりやすさが一番の理由です👍
ナビゲーション性能部分で不満は全くなしと言っても過言ではありません😀
地図も定期的に更新されるので、これで3920円/年の利用料には十分納得なのです。
ただちょっとUIや操作性が旧世代的なところもあります。
また標準の名称検索はあまり使い物になりません🙄
ところがクロスリンク検索のフリーワード住所検索を使うことで、音声入力もできて操作性向上するうえに驚きの検索ヒット率になります👍相当マイナーなところじゃないかぎりヒットする感じです。(なぜかすぐ下のYahoo検索はヒット率低いのですが・・・)
イケてないポイントとしては、PC連携機能が弱いこと、同時に設定できる目的地・経由地が5箇所、通過点が2箇所と少ないことですが、自分にとってはそこまで致命的な欠点ではないですし、イケてるポイントで十二分にカバーできてます😄
こんな大のお気に入りのナビエリートなのですが、2021年2月をもって1年継続利用オプションの購入ができなくなっています。(月額利用オプションは購入可)※月額利用も購入不可でした・・・
どうやらナビエリの後継アプリを開発しているようなのですよね
今までのナビゲーション性能やわかりやすさに加え、更に使いやすく進化してくれることをすごく期待しています
他の通常稼働アプリは、
(GPS精度向上を期待して。屋外だと誤差5m程度、衛星補足数10ちょい)
(オービスだけでなく過去の取締情報も注意喚起できるのでお守りとして)
※最近情報更新されていないようです
これにSpotifyやPowerampあたりを同時起動して使っています。
これくらいだとまったく動作や充電に問題はない感じです😀
さて話はちょっと変わって最近テスト中のナビアプリOsmAndについて。
バイクツーリングでは特に、目的地までを最短・最速ルートで目指すのではなく景色の良いスポットや走りたい道をいくつも組み込んだルートを計画する事が多いですよね🤔
そんな場合にPCのGoogleマップ等で細かく編集したルートをインポートして、その通りにナビゲーションを行うことができる数少ないアプリなのです。
メジャーなナビアプリでこれができるのは現在ないんですよね。
ナビ専用機ではGarminのZumoでは出来たりします。
これは先日行った伊豆ツーリングのルートなのですが、事前作成したルートファイル(GPXファイル)をOsmAndにインポートしたものです。
GPXファイルの作成は、Ride with GPSのサイトが無料で行えるので便利です。
※要変換ですがGoogle mapからでも作成可。他のサービスでも作成できる所はあります。
Ride with GPSのルート編集はGoogleマップベースとなっていて同じ感覚で編集可能です。
ルートファイルはGPXやその他形式でのエキスポートが可能です。
便利に使おうとすると課金が必要になります。ただちょっと高いんですよねぇ
でもルートだけでなくPOIの作成やRide with GPSスマホアプリでのナビゲーションも可能になるようなので今度試してみたいと思ってます。
ちなみに肝心のOsmAndでのナビゲーションなんですが・・・
・自動縮尺制御がイケてない。
(案内ない時は低縮尺固定、進路変更案内時は高縮尺といった制御ができない)
・案内がわかりにくい。
(単に「xxメートル先、右です」等のシンプルな案内なので、特に進路変更案内が連続するような場合に把握しにくい)
・進路変更時でない時も案内が発生する。
(道なり的なところでも時々案内が発生する位ならまだ許せるが・・・特にひどいのはワインディングでコーナーごとに右だの左だのと案内が発生する。これだとワインディングで本当に進路変更ある場合はスルーしちゃう可能性大😓)
こういった所が、ちょっとまだ実用に耐えないなといった感じでした
あとはメニューとか設定とか全般的に分かりづらいところとか🙄
まぁ今後の改善に期待かな。
それよりもナビエリ後継アプリがGPXファイルインポートに対応してくれるのに大いに期待してます