ごきげんよう。
sorenishiyouです。


今朝方(←もう昨日)の地震、我が家は震度5弱でした。
いつもどおりの朝、娘と夫を送り出し、そろそろ朝ドラが始まる…なんて思いつつ身仕度をしておりました。
カタカタカタ…大型トラック?にしては揺れが…と思った瞬間、ガタガタと激しく揺れはじめ、スマホとテレビが一斉に鳴り響きました。
今回は緊急地震速報のほうが遅かったです。
逃げる暇も無く、食器棚の中のモノが順番に落ちていくのがスローモーションで見えていました。
家族ラインで『みんな大丈夫?』と問いかけ、すぐに全員が無事と確認できました。



23年前、震度7を体験し、多くの友人や知人を亡くしました。
当時よりもこの10年くらいのほうが地震が怖くなっています。東日本大震災や熊本地震の映像だけでも心拍数があがり息苦しい。
今日もラインで無事との一報を見てからジワジワと恐怖心が芽生えてきました。

ところが、娘が通勤電車内でしかもまだ地下にいる、と聞いた途端、『母親モード』が発動したのでしょう。
夫と確認しあって、勤務先にも連絡して、立ち往生してるであろう娘を迎えに行くことに…。

渋滞に巻き込まれましたが何とか娘をピックアップ、入院中の母の様子も見に行って、無事に帰宅できました。

ホッとしたのでしょうか、夕食の支度をし終わる頃になって、また手が震えるような感覚に…。


そういえば…23年前も当時11カ月の娘を抱きかかえ必死に避難したことを思い出します。

今日も23年前も娘の存在が冷静さを取り戻させてくれたのかと…深く感じるものがあります。


娘に詳しい話を聞くと、地下にはいたけれどふたつ前の駅でたまたま座れていた、たまたま停車駅に到着してドアが開いているときに激しい揺れがあった、すぐにホームから改札を抜けて地上に出られた…。何時間も缶詰になり、線路内を徒歩で移動されたかたも多い中、まさに不幸中の幸いだと思いました。

たいへんな目に遭い、帰宅難民や学校・職場に泊まり込みの方もいらっしゃるとか…。
一刻も早く問題が解決することをお祈りいたします。



遠方に独り暮らし、震度3だった息子も、両親と姉、祖母や親戚を気遣う優しい人間に育ちつつあるようです。
こんなところでもホッとして幸せを感じることが出来ます。



しばらくは余震の恐怖に怯える日々にはなりますが、こうして普通に自宅で家族とともに夜を越せることに感謝しかないです。




日々の暮らしに感謝して…。