今回はちょびっとグロ画像が載ってますので、
苦手な方は読まないでくださいな(´∀`)★





見覚えのある景色...


散々滞在したトドラにまた戻ってきました!

というのも、犠牲祭(ライード)を見るためです。

犠牲祭は、イスラム国家で行われるラマダン(断食)終了後2ヶ月と10日後に行われるもので、犠牲祭前後は日本でいうお正月みたいな感じになります。

詳しくはGoogle先生にお願いします(・ω・)/




各家庭で羊やヤギを絞めて、そのお肉を頂きます。

犠牲祭前には、各家庭のママたちがたくさんのお菓子やごはんを準備し、男性たちは羊やヤギを買いにでかけます。
そして犠牲祭前後は親戚一同が集まります。
ここモロッコでも、都心部からみんなが田舎に「帰省」してくるので、
羊をしめる儀式は都心部ではあまり見ることができないらしい。





トドラでは、結構そこらじゅうで解体が為されてました。

スパっ!と首を切られ、最後の力を振り絞ってバタバタするヤギ。


動かなくなると、皮を剥ぎ、
木に吊り下げて内臓を取りだしていきます。



ものすごく生々しい行為。でも、食べるって、生きるって、本来こういうことなんだよね。

たくさんのいのちを昇華して、そうやって生きてる。

毎日毎日、いのちのかけらを食べてるはずなのに、

スーパーで小綺麗に包装されて、陳列されてるそれは、「食べるもの」以外の何者でもなくて、

感謝することを忘れてしまいそうになる。




そして、ノリノリの音楽をかけながら和やかな雰囲気で行われてました。

だいぶ意外!!

もっと神妙な感じじゃないんですかー?みたいな。

でも、締めたヤギは、頭も、皮も、お肉もぜーんぶ余すことなく綺麗に頂くのだそう。

言葉だとか、形式だとか、カタチじゃなくて、ちゃーんと行動で示すんだなあ、と。

感謝するってそういうことか。








ものすごい至近距離で解体されていく様をガン見する私としまちゃん。

はい。元ナースですからねー!余裕でいけちゃいますよねー笑

むしろ、心臓キレー!!とかって、騒いじゃいますよ。笑

でもね、ほんと。一瞬も見逃したくなかったのだよ

目を背けるのは簡単だけど。










彼らにとっては、すごく神聖な儀式なはずだから、チラっと見れたらいいなーぐらいに思ってたんだけど、
「もっとこっち来なよ!」「写真撮りなよ!」「なんならやってみる?」とかって。


超フレンドリー!!

モロッコ人のホスピタリティーは本当にすごいです。









何故か写真を撮らせたがる。(笑)


どんなシチュエーションやねん、って感じなのだけど(笑)、
彼らにとってはお正月の家族写真、
みたいな感覚なのでしょうか?

私たち、ちょこっと顔ひきつってますよー


そんでもってこのあとはおうちにお呼ばれさせてもらいましたドキドキ



...うん、なんか。見れて良かったです。
イスラムの国は、ラマダンだったりこの犠牲祭だったり、
「食べる」ことについて色々考えさせられることがたくさんあるなあ。


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トドラから2時間。

湖のあるイミルシルという街へお出かけ!






少し離れるだけで、女性たちの衣装やお化粧がガラっと変わります。

犠牲祭直後だったから少しおめかししてるのかな?





ねずみ男!!

これはジュラバって言って、特に男性は着てる人が多い。



何もないイミルシル。




肝心の湖も、どんよーーーーりしていた。笑 そして死にそうに寒い。

でも、途中の村々の暮らしが見れておもしろかったー\(^_^)/





そんな感じでセカンドトドラ終了ー!