茶色い仔はキンタ。ただいま♂推定5才。近所で野良になっていた仔。
家の前の2車線車道をはさんだお向かいの家のフエンスに引っかかってギャーギャー泣いていたのは、まだ若く、たぶん1歳になったばかりのころ。地回りのボス猫に追い回されての災難だと思う。メンバーの一人が気付いて助けようとしても興奮状態で噛みついて来て手がだせず、仕方なく交番にSOS!
金ばさみを持った駐在さんが駆けつけて、その家のご主人の了解を得てフエンスを切って無事に救助。そのままお礼も言わずに一目散に逃走しました。フエンスの奥様曰く、「あまりの怖さに助けられないし、そのまま死んだら外そうと思ってました。よかった。」
( 奥様の発想が怖いんですけど・・。)
その後数日して、キンタ君は我が家の保護部屋のデッキの猫ご飯を頂きにあらわれました。餌のある所をあちこち回ったのか、フエンスを切った時の我が家のメンバーの、必死にどうにかしようという(やさしさ)を感じてくれたのか、その人の「おはいり」の一言ですんなりデッキからイン。我が家の保護猫になりました。
しろくろの猫は(ラッコ)。お腹で貝を割って食べるラッコでなくて、その頃のドラマの主人公の女医さんの名前。黒い部分は真っ黒ではなくて少しグレーっぽいふわふわ柔らかい手触りが魅力の女の仔。今は推定3歳。
近所のセブンに買い物に行った帰りに十字路の歩道で3~4人の中学生にかまわれていた。その時は生後2か月程でパンくずをもらって食べていた、。「家で飼ってくれる人、いる?」と聞くと,イヤ、と全員が首を横に。
即、決心して保護。こんな所にそのままにしてるとすぐに車にひかれてしまうと判断しました。
そんなこんなでどの子もこの保護部屋に来た経緯はいろいろありますが、やみくもに拾ってきているわけではありません。
でも、この近所で、避妊手術もしない猫が増えたら大変です。
「捕獲機を役場で借りて来て、保健所にもっていくと処分してくれる。そうしましょう。」と、町の回覧板で回した区長さんもいたけど、今はその方が犯罪です。愛護法が改定されて野良猫などいじめたり、殺したり、捨てたりしたら500万円の罰金。払えなかったら刑務所。 でも、その愛護法、ほんとに適用されているんかしらん??
その区長さんが「野良猫ころせ!」と息巻いていたころ、役場に「地域猫の会を作りましょう」と提案し、計画書まで提出したけど、5年たった今でも黙認されたまま。 仕方なくジミに捕獲して手術して、里親探しをやっています。