高校時代ずっと朝の登校をご一緒した
オオバちゃんという友人がいました。
入学した日に初対面でお話して、
「はじめは心細いから一緒に登校しましょう」と、
始めて結局3年生まで(笑
思えば、通学路がカブる同級生というだけで
共通点はあまりなかった
オオバちゃんは垢抜けた天然茶髪のショートヘア美人で、友達も多い
一方、私は部活でちょっと目立ってた以外は地味一直線
違う者同士、なぜ3年続いた?わからんね(笑
なんでふたり、一緒に登校してんの?って
疑問飛ばしてくる友人も実際多かった
徒歩20分の道のりを毎朝、
オオバちゃんの友達には居ないタイプの私に、
何話そうか実は気を遣わせてたんじゃないかなって思ったり。
私の方は他愛ないお喋りで、気なんて遣ってなかったけど
高2の終わり頃、
オオバちゃんがいつも通り「おはよう」と言ったきり
うつむき気味に歩いて、何も話さない日があった。
あの頃まだ幼くて鈍感だったから
事情を訊いていいのか分からなくて、
結局学校到着まで何も言えなかったけれど、
今なら何となく、理由分かるんだ。
未熟ゆえの、だけど無神経で、ホント無神経でごめんね
男子ってほんまにしょーもなっっ(笑
私とは似ても似つかぬキラキラした同級生と
朝一緒に行ける日々はとても幸せだった
オオバちゃん、ありがとございました
今頃どうされてるかしら?