2月1日
春を思わせる好天の土曜日の昼下がり
毎年恒例となった「冬の田舎暮らし体験」
開催させていただきました。
福井県、大阪市内、福知山、京都市内など
各地から10組 32名の方のご参加をいただき、
今年は例年の、餅つき、味噌作りの他に
わら細工も体験してもらいました。
当初は屋内で予定していたわら細工作り
あまりの好天で急遽庭にシート広げ
暖かい陽射しの屋外に変更。
講師には地元在住で小さな頃からわらを編み続ける
中井武夫氏を招き、短時間で子供でもできる箒(ほうき)を製作。
生まれて初めてわらを触る人もいたり
始めは紐の結び方がわかりづらく戸惑う人もいましたが、
約1時間半後にはそれぞれそれなりの形の箒に仕上げて
もらえました。
わら細工の次は「味噌作り」
大豆を潰し、塩、麹を混ぜ、カメに仕込む。
小さな子供達もお父さんお母さんと一緒に
楽しんで作ってくれました。
来年にはきっと美味しい味噌ができることでしょう。
昨年も参加していただいたKさんご夫妻は
昨年造ったお味噌を持参いただきました。
いい出来栄えに仕上がっていて、注意して保存されていた
のがうかがえました。
お味噌作りのあとは田舎料理を囲炉裏を囲み、少し早めの夕食。
会場となった古民家民宿「百日紅」のご主人は猟師であり漁師でもあり。
裏山で捕獲したイノシシや鹿、日本海小浜で釣り上げた魚、
それに畑で穫れた大根や白菜などの冬野菜など。
巷で売られている加工食品をできるだけ使わず
自分で獲ってきたもの、栽培したものを使った料理を
味わっていただきました。
ちょっと食べ慣れない料理で皆さんの味覚に合ったかどうか
少し心配です。
食事が終わればこのイベントも終了です。
毎年、参加していただく方がどれだけ集まるか
始める前は気掛かりですが、インターネットが定着してきたのか
興味を持っていただく皆さんはきっちり情報を入手して
大勢の方に参加いただけるようになりました。
今後も興味を持ってもらえるイベント
楽しんでもらえるイベントを企画、発信に努力したいと思っています。
ネットの向こう側にいる皆さんも、田舎、美山に
「あったらいいな」と感じたこと
どんどんアイデア、ご希望など聞かせてください。
この日の夜は、かやぶきの里で開催されている雪灯廊の最終日。
フィナーレに季節外れの花火も打ち上げられました。
田舎体験にご参加いただいた皆さんもたくさん見物に回られ、
冬の美山を楽しんで(?)過ごしていただきました。
ただしばらく続いたぽかぽか陽気で、一面の雪景色を堪能する
ことはできずがっかりのお客さんも。
こればかりはどうすることもできず。
また雪の降った時にお越しいただくことをお願いするしかありません。
観光協会等に問い合わせてもらえば情報はすぐ得られます。
ご参加いただいた皆さん
有難うございました。
またお会いできることを楽しみにしています。